「きびしい山だから気をつけて行ってらっしゃい」地元の人に送られて国民宿舎有明荘の脇から登山道へ。
9時を過ぎると雨が上がって、合羽を脱ぐことができました。
さすが山岳宗教の修験道場だけのことはあります。
1時間半で8合目の石標まで上るとやっと傾斜が緩み北に連なる清水岳と結ぶ尾根に出ました。
笹とシャクナゲの密集地を抜けて行くと大きな鳥居の前に出て馬羅尾根や前山からのルートを合わせて北岳の山頂に到着しました。
一枚岩を越えた奥の南岳にも「有明山社奥社」がありました。
都合三ヶ所のお社に三度お詣りした次第、雨の日は危険だから上らないようにと注意書きのある山に
五人揃って頂上に立てて下山できたのですからご利益があったのでしょう。
《郷土の素晴らしい山です。是非上ってください。》
爺ヶ岳でリンゴ(秋映え)をご馳走して貰った女性に薦めてもらった有明山。間違いなく素晴らしい山でした。
地元豊科では信濃富士と呼ばれて愛されている有明山。
北アルプス常念山脈の前衛の山という地味な位置づけですが、上ってみると
標高の割には登山道は厳しく骨があり、山腹をシャクナゲが彩る花の山でもありました。
ほかの2つの沢ルートも素晴らしいと聞いています。
また訪ねてみたい山です。
安曇野松川道の駅⇒6:26有明山中房登山口(国民宿舎有明荘)6:50→9:20 2080m地点→10:10北岳→10:25中岳→北岳11:05→13:43有明山中房登山口(国民宿舎有明荘で入浴)=豊科IC=一宮御坂IC=自宅
二百名山100/20座
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