2013年2月10日日曜日

八ヶ岳 権現岳 から赤岳・横岳・硫黄岳縦走

 

九州から遠征のYさんと南八ヶ岳を縦走する。
Yさんのブログは宮崎の山歩きです。

2011/08/07
JR小淵沢駅で待ち合わせ、タクシーで富士見平の登山口に入る。
タクシーを降りると雨が降り出す。樹林帯を行くのでさほど濡れないけれど合羽を着る。
編笠山に登るYさん、私たちは雷が怖くて押出川から迂回路で青年小屋に逃げ込む。
夕食後は青年小屋の主、竹内さんのギター演奏とエベレスト遠征の録画を見せて貰い、振る舞い酒に酔った。

2011/08/08
一夜明けて雨は上がる。樹林帯を上っていくとノロシバ(のろし場)に出る。
ここからはギボシの岩峰が絶景なのに霧のとばりが邪魔をする。
ギボシの岩稜帯を上り権現小屋の上手を抜けて権現岳に上る。
権現岳標高2715mの山頂の大岩に乗ると晴れていれば赤岳が目の前に聳えるはず…残念。
砂礫地にコマクサのピンクの花が群れて咲いている。
分岐に戻って右に赤岳の稜線に入る。
痩せた稜線から鎖場を下るとゲンジー梯子、61段の末端を覗くとさすがに長い。
慎重に下って旭岳からツルネへ、さらに鞍部のキレット小屋へ大下る。今度は登り、岩稜帯が続く。
核心部分のルンゼ状の岩棚を上って大きな一枚岩を鎖で登ると天狗尾根の頭に着いて一段落。
平坦な尾根道を行くと阿弥陀岳の分岐、キレット越でギブアップの私たち、阿弥陀岳に登る健脚のYさんと別れて、
赤岳標高2899mに向かう。
赤岳頂上小屋のテラスで阿弥陀岳を登るYさんを探して展望していると、天気が怪しくなる。
雨に遇わないうちに展望荘に移る。
間もなく阿弥陀岳を踏破したYさんが追い付いて来て、展望荘ベンチで昼食をとる。
岩稜帯の横岳.標高2829mを行く。
杣添尾根が分岐する三叉峰に登る。春にはツクモグサが咲くと聞く。
奥の院まで進むと雨に濡れるようになり合羽の出番、スリップに気を付けて通過する。
硫黄岳のコマクサは圧倒的規模で礫の広大な斜面に気高く咲いていた。
硫黄岳標高2760mの爆裂火口から夏沢峠へ、北八ヶ岳の根石山荘に入る。
ここにはお風呂があって、雨に濡れて冷えた体が温まる。

2011/08/09
翌日は北八ヶ岳を廻るYさんと東天狗岳でお別れ、私たちは渋温泉に下った。
渋・辰野館のお風呂はAM11:00から入浴料1500円、40分も待って11:45のバスに乗るには慌しく、
チョット勿体なかった。


標高順位 33位赤岳2899m/52位横岳2829m/77位硫黄岳2760m

       88位権現岳2715m

百名山   赤岳100/43座(初登2008-4-22






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