2013年12月11日水曜日

会津駒ケ岳(標高2133m)



盛夏、山の仲間と会津駒ヶ岳に上りました。
前日から桧枝岐の林間キャンプ場でテント泊して備えました。

登山口からカラマツ林の中へ急坂の登りが続きます。
ミズナラの落葉広葉樹林を過ぎると傾斜がいくらか緩んで植生がブナに変わります。
幹に落書きが刻まれた痛々しいブナを何本も見ました。


エゾスズラン(カキランの仲間で別名アオスズラン)
落書きから目を離して下を向いた視線に花が入りました。カキラン?
急坂を水場標識(1670m)まで登ったところでずいぶん傾斜が緩んできました。ここまで2時間。
ブナの広葉樹林にダケカンバや針葉樹が混じってまばらな林になり徐々に視界が開けていきます。
登山道に木道が敷かれて、湿原へ入っていきます。
湿原に咲くイワショウブやキンコウカを愛で、池塘を眺め、駒ノ小屋を眺めます。


濃い紫の花を付けたミヤマリンドウが点々と一塊りになって降り注ぐ日の光を浴びていました。

たおやかな女性的山容の駒ケ岳、駒ノ小屋を見上げる草原の風景、アルプスの少女ハイジが駆け下りてきそうネ。
花を探して写真を撮ってゆっくりと駒ノ大池につきました。
やぁ~や~一息入れましょう。
ところがハクサンコザクラを見つけた誰かさん、休憩どころではありません。

駒ノ大池から山頂の間に広がる高層湿原は高山植物の宝庫、立入りが制限されています。
ロープの内側にハクサンコザクラが群生して可憐なこと、
遠くから見るとピンクの絨毯を敷き詰めたようなあでやかさです。




駒ケ岳山頂で写真に収まると中門岳へ。
池塘と木道が遠くへと延びて誘われるままに高層湿原を緑の風に吹かれて辿ります。
キンコウカやイワショウブやハクサンコザクラの花邑をを歩いていきます。


中門池にはあんな形やこんな形のワタスゲが咲いていました。


08/02自宅7:30 ⇒東北自動車道西那須野IC⇒塩原⇒桧枝岐村キャンプ場()

08/03キャンプ場⇒会津駒登山口6:001P7:10~7:152p8:00水場8:123P9:10~9:15
          10:45中門岳(池塘)11:15…駒の小屋…14:00登山口窓明りの湯
          ⇒西那須野(食事)⇒東北自動車道=大泉⇒環八⇒東名⇒22:00自宅


2008-08-02~03 登山

百名山100/47



 

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