頸城山群最高峰の火打山と頸城山群の主峰妙高山が仲良く並んで見えます。
たおやかで女性的な火打山に対してたけだけしく男性的な妙高山。
こんかいは男性的な妙高山の方に登ります。
前日は高床山キャンプ場でオートキャンプ。
リーダーがビーフステーキを用意してくれ、登るぞ~の闘志満々です。
燕温泉街を抜けて北地獄谷にかかる吊り橋をわたったあたりから登山らしくなります。
雪国の過酷な自然環境が生み出す紅葉は鮮やかです。澄んだ空気が紅葉を一層引き立てます。
隆起してできた火打山に対して複式火山の妙高山は外輪山越えの複数の尾根を辿るので時間がかかりました。
傾斜もきつく頂上周辺は岩場の急登で鎖場もありました。
豪雪地帯らしく登山道には湧水が豊富でしたが、飲めない沢水もありました。
そんな中長助池は池塘化して水はほとんど干上がって草原のようでした。
長助池の光景から外輪山に囲まれたカルデラであることがよく理解できました。
外輪山内壁に火打山の縦走路が走って、そこを歩く登山者の姿がありました。
いよいよ妙高山への急登が始まります。
ダケカンバなど低木の林を抜けると岩まじりの急斜面になり大きなダケカンバを見ながら息を切らします。
長助池から2時間近くかかって山頂に出ました。
一等三角点にタッチして南北に長い山頂を南峰へと進みます。
苗場山、越後三山、浅間山が望まれ、野尻湖も見えました。
岩に刻まれた足場を拾ってくだります。
光善寺の辺りの紅葉は素晴らしく、振り返る登山道の晴れがましい装いに景色を見る余裕がなかったことを悟ります。
天狗堂で道悪だった下りに1服ついて左に、燕登山道に入ります。
胸突き八丁の急坂を下り北地獄谷に出会います。
一服口に含みたいところですが、ここの水は飲めないそうです。
広葉樹の切れ間から称名滝が見えるところがありました。
麻平の分岐で朝通った燕新道に入って林を下り、露天風呂に人が入っているのを見ながら燕温泉に戻ってきました。
10/5キャンプ場=燕温泉登山口6:35…麻平…沢登商7:44
…妙高山遠謀8:00…9:00黄金清水9:10…展望地9:30
…長助池9:55…11:51山頂12:25…飯綱・黒姫12:36
…12:55鎖場広葉展望12:58…13:14広葉隊13:37
…13:41光善寺池…火山ザレの山肌の紅葉14:07
…光明滝14:58…16:00燕温泉登山口
=赤倉温泉入浴=妙高IC=一宮御坂IC
=東富士自動車道=自宅24:00
百名山100/48座
2008―10-04~05 登山
0 件のコメント:
コメントを投稿