2014年1月10日金曜日

久住山(標高1786.5m) 九重連峰



登山当日の予報はくもりのち雨。関東に比べると九州の夜明けは30分余り遅いのでよけい暗く感じる。
宿の朝食を弁当に仕立ててもらい牧ノ戸登山口に向う。
一面の朝霧、視界5メートルほど。登山口にスットク、木や竹で手作りの杖が一抱えも置いてある。
観光客に使われるのかなぁ。


遊歩道は東屋で終わりその先に登山道が続く。汗かく頃沓掛山の岩場を乗り越す。
扇ノ鼻分岐まではほとんど平坦な火山性の土壌と岩ごろの広く切られた登山道を行く。

ガスが切れて、右手に扇ノ鼻(標高1698)左手に星生山が登って行かんねと誘ってくるが目をつむる。
久住別れに下るガレの道は久住山のトンガリ姿が目の前に広がる好展望、ガスの切れるのを待って一枚。

久住別れの避難小屋を覘くと、この日が寒い日だったからかもしれない、ブロック造りの寒々とした土間でも直ぐに荒天の避難所にはありがたい施設だと思い直した。

久住山は中岳に高さを譲るそうで、高いところが好きな私は先ず中岳から上ることにする。






久住別れを過ぎて登りの途中で久住山のルートを左にそれて尖峰の天狗ノ城に向かう。



御池が薄氷を浮かべている。

 
 


見渡すどの山も霧氷で白くに光って見える。

硫黄山が噴煙を起てている。

 


中岳へは急斜面を慎重に下りまた一登りで到着。
風が強くカッパのシャッポがかしましい音をたててはためく。


さてとっておきの久住山に向かいましょう。 

1120日に改修なったばかりの池の小屋避難小屋の様子を見て、
(エアリアマップに使用不可とある)
御池を半周して久住山のルートに戻る。

ゴーロの斜面が山頂まで続いている。

 

久住山頂にはさっき別れた女性二人連れも去った後で誰もいない。

至福の時、一人山頂の大岩に乗って山々を眺める。  

 

黒川温泉6:30-7:10薪ノ戸登山口7:20…9:05中岳山頂9:10
    …9:30久住山9:40…10:55薪ノ戸登山口11:00 

 

百名山 100/68座

 

2009-11-22 登山 

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