2014年1月8日水曜日

石鎚山(標高1982m)西日本第1位の高峰


石鎚山南面の愛大(愛媛大学)小屋経由ルートを登って土小屋に周回できないかと考えて
面河渓谷へ行って見ましたが、バス便や石鎚スカイラインの通行時間制限など制約が多く
実行には一抹の不安が残るので、1案は諦めて土小屋に戻ってきました。

土小屋ルートピストンの2案に変更、登山口の石鎚神社にお参りして出発します。

土小屋ルートは登山口から山頂まで4.6K、標高差490m、
4つあるルートの中では、最も安全で最も短時間で登ることができるルートです。

平坦に整えられた登山道がつづきます。左手に石鎚スカイラインが見えます。

右手に見えるのが明日上る予定の瓶ヶ森のようです。

ブナの森の下草は笹が生えています。笹が多いのは四国の山の特徴ですね。

石鎚山山頂が見えてきました。山腹に笹原と白骨樹の景色が広がります。

山頂が正面に見えてきました。こちらに向かって一直線に下りて来る尾根が東稜でしょうか。

東稜基部付近にある休憩所の左手奥に矢筈岩・天狗岳のルートの取り付きらしい地点がありました。面河ルートを諦めたことから、せめてという思いにそそのかされましたが、自重しました。

矢筈岩と天狗岳が見えてくると登山道に落石注意の立札や階段が目立つようになりました。

成就ルートとの合流地点を過ぎるといよいよ石鎚山名物の二の鎖が登場しました。

鋭角に切立った岩場は(65メートルあるそうですが)見上げても終了点が見えません。

鎖といっても大きさにまず驚きました。
リングの径は登山靴の足がはまるほどもあって面食らいました。

多くの人が群れて間を空けずに登るのにもびっくり、みなさん逞しい。

クサリそのものを足場にする箇所があったりして、アルプスの鎖場とは別物ですが、
スリリングさを味わえて楽しかったです。

三の鎖は回避して、上りと下りが分かれて2列になったスチール製の階段を上りました。

石鎚山山頂は大変賑わっていました。

天狗岳に一筋ガスがかかってなんともいえないいい雰囲気です。

弥山の先から下って上る岩稜は慎重に行動すれば、見た目よりはよくできたルートで
10分ぐらいで天狗岳に到着しました。

暫くぼんやりとした時間を楽しみました。

下山すると「国民宿舎石鎚」のチェックインにはまだ早い時間でしたから、
面河ルートでも大丈夫だったかな。

剣山のキレンゲショウマは有名ですが、石鎚山にもキレンゲショウマが咲くそうです。
できたらキレンゲショウマの咲く頃に、
今回上ることのできなかったルートを歩いてみたいと思います。
 

百名山 100/80座

2010-11-14 登山

つづく


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