2014年1月7日火曜日

剣山(標高1995m)西日本第2の高峰


東京―徳島阿波おどり空港「1万円キャンペーン」を利用して四国の山旅に出かけました。

羽田発8:55の飛行機は10:15徳島空港に到着しました。

山旅のスタートは剣山~三嶺の縦走です。

空港でレンタカーを借りると徳島IC→美馬IC→見ノ越→名頃に直行しました。

名頃は三嶺の登山口です。明日はここが縦走の終点になるので登山口駐車場に車をデポします。

1日2本しかない13:43分発「剣山」行きのバスに乗客は私一人だけ、
14:08剣山見ノ越登山口に戻りました。

やれやれです。レンタカー屋さんに“バスに間に合う時間に名頃に着くのは厳しいかも”
といわれて縦走は半ば諦めていたのでほんとにヤレヤレです。

出発点に立てた安堵感に満たされながら、先ず剣神社に参拝。
きょうから1週間、四国の山を巡っての一人旅、旅の安全をお願いしました。

リフト脇の登山道を剣山山頂ヒュッテへ上り始めました。
大剣神社まで上るとお年を召したご夫婦に出会い、ベンチで少しお話しをしました。

御神水(おしきみず)まで上ってこられた由、
「おかげで(剣山にリフトがある)私たちもここまで上ってこられました、助かります。」と
仰っておいででした。

ご夫婦にお会いしたことでわたしも改めて剣山の魅力に思い当りました。
リフトだけでなく、山頂には山小屋があって登山客の安全を手助けしてくれています。
西へ縦走路を辿れば変化にとんだ多くのルートを楽しむこともできます。
老若男女一人一人が等しく満足できる山が剣山なのですね。

お二人と分かれて刀掛けの松を過ぎ、階段状の傾斜地をひと上りで、
剣山頂上ヒュッテに到着しました。
山小屋にお風呂がある事も意外でしたが、一番風呂に入れてもらいました。

翌朝日の出前に小屋を出て剣山山頂に登りました。
アンテナと木道の山頂は平家の馬場と呼ばれるイメージとは違いましたが、
確かに馬場のように広々とした山頂でした。

山頂南西の端にある一等三角点にタッチして南西のジロウキュウへと進みます。
鞍部まで下るとヘッドランプが必要なくなり、ピークを一つ越えるとゆったりと尾根道を
山頂に導かれました。

ジロウギュウ(標高1929m)山頂には男性が二人先着していました。

山名がジロウギュウとは変わっていますが、笈(キュウ)とは修験者が背負う箱の意味ですが、
剣山の別名が太郎笈であることから弟分の次郎笈と当てて呼ばれたようです。

写真を撮って貰ってジロウギュウにいとまごい。

山頂を西に進んで三嶺の縦走路に入りました。


百名山 100/79座

2009-11-12 登山

 三嶺に続く

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