2013年11月27日水曜日

丹沢 勘七ノ沢(四十八瀬川)


大倉から二股へ林道を1時間10分ほど歩いてから入渓。
すぐにF1を架ける。



F2は右から、「F2」と表示板の付いた下のテラスに上り、落ち口の上に出る。




F3は7mの逆 く の字状の滝。

滝壺の右側をへつって右から滝上に上る。


あるいは左のクラックを上る。




F4は2段12m滝の下段(3m)は右から、上段はシャワーを浴びながら右のルンゼを上る。




今日は沢日和、谷合いにはまだ見事な紅葉が残っていた。




左股を分けると沢が右に曲がって、F5 15メートルの大滝が現れる。


左側のバンドを水流近くまで斜上して…


あとは直上する。
ここは水流沿いを登るのが良いのだが、久しぶりの沢だと必要以上に滑りそうな弱気が働いて、
岩が乾いている左に行きがちで苦戦した。



ゴルジュ帯に入る。
夏の沢であればじゃぶじゃぶと水に入るのだが、この時期は敬遠。これが過ちを生むこととなった。

両脇のの岩の壁は私の手足がギリギリで届くか届かないかの幅、思い切って突っ張りで越えようと試みて、
うまくいきかけた刹那、右足が捩れる変な外れ方をしてドボン。
慌てて立とうとするが右足が立たない。(後日右足の大腿部の肉離れと診断される。 )

仲間に迷惑と苦労を掛けて、苦戦して稜線の花立小屋に辿りつき、大倉に下山したのは22時を回っていた。
山の事故は生還に自己責任で済まない、多大な困難を仲間に負わすことになる。
いまだに歩くこともままならず悔恨の日を送っている。



2013-11-18 登山




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