2012年7月6日金曜日

北海道日高 神威岳(標高1600.2㍍)




恒例の北海道山旅、神威岳に登りました。

山名の由来はアイヌ語のカムイ・ヌプリから、「神の山」という意味だそうです。

標高740㍍まではシュオマナイ川に沿って歩きます。

右岸左岸両岸につけられた巻道が8割ほど、渡渉が10回ほど、赤布を目印にたどります。

水量によっては沢靴が必要ですが、今回はギリギリの水量とみて登山靴で通しましたが、

川の石は滑りやすく注意が必要です。

沢は一部流木や土砂の流入で荒れていますが、登山道は安全に歩けます。
 
                                                           
標高524㍍、下の二岐の手前にオオサクラソウが咲いていました。

初めてみる花です。嬉しかったですね。
 

標高740㍍で沢を離れて尾根に取り付きます。聞いていたとおりの急登です。

足元を笹が蔽います。


 尾根上のルートは笹で覆われていますが、

途切れることなくよく踏まれているので、

道迷いの心配はありません。

ただただ急なだけです。


 

急登も国境稜線(標高1450㍍)に出るとゆるんできました。

濡れた髪を涼風が気持ちよく撫ぜてゆきます。

国境稜線から北方に延びる尾根のかなたにペテガリ岳と思われる山が望めます。

ハイ松を分けるようになると神威岳山頂が近づいてきました。

足元のミヤマキンポウゲがなんとなく変な感じ そう思ってよく見ると花弁()8

普通は5弁だったかなぁ!
 


144分、山頂到着です。「長かったね~、きつかったね~、展望最高!」

神威岳とともに南日高三山と呼ばれるソエマツ岳とピリカヌプリが

東隣に仲良く並んで見えます。

あの尖がったピークは?あぁあれが…1839(いっぱさんきゅう)峰なのね!
 

そして明日のぼりますよ~ご機嫌よろしゅう!ぺテガリだけです。
  

「ゆっくりしよう!」とあかず眺めて1時間半もまったりしたのでした。


神威山荘5:30…7:49台サクラソウ…9:05標高740m9:20尾根取り付き…11:22国境稜線

   …11:44神威岳山頂13:15…13:29国境稜線15:00尾根取付き地点
16:10表524…16:28代サクラソウ…17:14丸太の渡渉17:30神威山荘

三百名山 神威岳100/32座

2012-07-01 登

 
 
 

 
 

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