2012年7月25日水曜日

皇海山(標高2144mすかいさん)


皇海山標高2,144mは日本百名山、栃木県日光市と群馬県沼田市との境界の山です。
銀山平から庚申山、鋸岳を経由して皇海山に至るルートと、栗原川林道からの不動沢ルートの2ルートがあリます。
今回は皇海橋まで車で入れ短時間で登ることのできる、不動沢ルートで山頂を目指しました。
山頂まで3.6Kmほどです。
ただ、栗原川林道は崖からいつ落ちてくるかわからない落石の恐怖、路面に散乱する落石、
路肩の崩落などの危険な道です。
暗くなってからの通行は困難なので林道へは朝一番に入ることにし、夜から出かけて120号線日光ロマンティック街道「白沢道の駅」で仮眠をとりました。
情報どおり栗原川林道は荒れていました。

皇海橋の駐車場から10分も歩くと不動沢の登山口です。
水量豊富な不動沢沿いに切られた登山道は心地よい沢音を聞きながら枝沢を幾度も越えて行きます。
最後の水場過ぎると傾斜のきつい灌木の悪場にロープが下がっていました。
足下が濡れていて滑り易くルートで唯一の難所です。

そこを過ぎると銀山平からのルートが合わさる県境尾根のコルに乗ります。
右に鋸山の岩稜を見て登山道を左に入ります。
リーダーに「鋸山をピストンして来ていいですよ」と言って貰ったのですが、
コウシン草が咲くころ、庚申山から上りたい思いがあり、眺めるだけにしました。

林床を笹が覆う針葉樹の尾根を最後に200m急登すると樹木に囲まれ狭い感じの皇海山山頂にでました。
山頂標識に並んで渡良瀬川水源碑が立てられていて、この山に生まれた一滴が渡良瀬遊水池を満たし大河利根川に注いでいることを初めて知ります。
展望できる山は多いようですが、樹木の間からの展望なので確認できたのは日光白根山、
太郎山、錫ヶ岳でした。


0:30白沢道の駅5:30=6:50皇海橋駐車場7:20…8:20不動沢ノコル
…9:40皇海山山頂10:00…12:00皇海橋=吹き割の滝=竜宮の湯入浴=20:00帰着

2006-10-21~22 登山

百名山100/20座

*皇海山の標高は2014年4月、国土地理院により2144mと改定されました。

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