2006/02/24
奥秩父の金峰山標高2599mに登ります。13時に車で出発、15:30瑞牆山荘に到着。お酒の大好きな人三人が集ったので明日の登山が少し心配…。
2006/02/25
5:00起床。天気はよさそうです。体操をして6:00出発。
すっかり葉を落としまるで枯れ木のようなカラマツの樹林帯を10分も上ると体が温まる。
朝日が高嶺を薄紅色に染めて晴天を確信します。
いつものことながら歩き始めの30分が辛い。6:40一服の声、早や!しかしこれが堪らず嬉しい。
富士見平小屋で瑞牆山への登山道を左に分け真直ぐ東に向かう。
飯盛山をトラバースしていく登山道にトウヒやシャクナゲが密生して積雪が増し時々ズボッと潜って足を取られるようになる。
“花芽がついていないね”“今年は不作かねぇ”などと皆でシャクナゲの花の心配をしながら行くと大日小屋を見下ろす平地に着く。ここまで朝食をとらないで歩いてきた人もいて朝食休憩。
一旦下っていよいよ大日岩の上り、ここでアイゼンをつける。
登山道は大日岩を螺旋状に巻いて大石の頭に導く急な上りになる。
Sさん昨夜のお酒は残っていませんか?苦しそうですね。
かくいう私も、音を上げかけたその時“休め”の天の声、うわぁ助かった!
樹林帯を最後の急登で漸く展望の開ける砂払ノ頭の稜線に登りあげる。
富士山や南アルプスや中央アルプスなどの雪化粧した麗峰を眺めれば苦しさも我慢できる。というよりこれだから苦しくてもやめられない!
きょう見る富士山はかつて見たどの富士山よりも気高く麗しい。
“やっぱり富士山は一番”などと悦に入ってる場合じゃなかった。
難所の千代の吹上はこれから…ところが幸運、無風快晴で~す。
深雪のトラバースを山足と谷足と交互に夢中で繰り出してはっと気づけば
五丈岩までもう少し、ばんざい!山頂の三角点標高2599mにタッチ。
登山口6:00…7:00富士見小屋…8:00大日小屋上部8:15…9:10大日岩9:15
…10:15砂払ノ頭10:25…11:20金峰山山頂11:40…12:50大日岩13:00
…14:10富士見小屋14:20…14:50瑞牆山荘15:10…帰宅18時
百名山 100/22座
2007-02-25日 登頂
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