乗鞍エコーラインは乗鞍高原から肩ノ小屋口まで除雪され、シャトルバスが運行されています。
前日に標高2,350mに建つ位ケ原山荘に入り落ち着いた時間を過ごしました。
翌日位ケ原山荘から舗装道路を少し歩いて赤布を右に山に入ります。
スキーのトレースから離れて左に雪原を登っていくと右奥に剣ヶ峰が見え始める。
私たちはおなじみの雪壁の景色を歩きながら上から覗き込んで写真を撮ったりしながら
広い雪原を自由に進んで行きます。
乗鞍大雪渓を肩の小屋に向かって登っていくと摩利支天のコロナ観測所の球形の建物が見えてきて、
間もなく肩の小屋に到着しました。
乗鞍岳の春はテレマークスキーに始まるようです。
夏道に添って朝日岳、蚕玉岳(こだまだけ)、剣ヶ峰方面へトレースがつけられています。
スノーシュウやスキーで登る人達、スキーを担いで登る人達で踏み固められた雪道は
壺足で歩いても踏み抜く心配はありません。
稜線に登りついたスキーヤーはそれぞれ好みの斜面にドロップイン、滑降していきます。
剣ヶ峰の登山道は雪が風に飛ばされてすっかり夏道が出ていました。
一等三角点にタッチ。
アルプスの山並みは雲の中でした。
雪のない岩場のハイマツ帯では衣替え中のライチョウが、縄張り監視中。
23の峰からなる乗鞍岳の山懐はさすがに広い。
主峰剣ヶ峰は標高3026m日本で19番目に高い山頂です。
高峰に山岳道路のおかげで3時間弱で登れます。
春爛漫の乗鞍高原の散策も楽しめました。
ズミや釡つかの花木やイチヤクソウ、ハルリンドウにスミレは5種類咲いていました。
PH13の白濁した温泉は、とっても心地よく、疲労回復の湯でした。、
下り 肩ノ小屋口まで40分(朝日岳中腹から雪渓を下る)
乗鞍高原駐車場へシャトルバスで下山。
歩程往復3時間弱、手軽に楽しめる標高3,026mの春山。
2012-06-02~03 登山
標高順位 19位3026m
百名山 100/86位
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