コイワザクラ(サクラソウ科)
名残りの花がキュートでした。大切にしたい花ですね。
ヘビイチゴと名前がついていますが、ヘビイチゴはキジムシロ属の別種です。
花びら5枚はシロバナヘビイチゴ、よく似たノウゴウイチゴは花びらが7枚です。
シロバナヘビイチゴはオランダイチゴ属ですから食べておいしいイチゴです。
ミヤマハタザオ(アブラナ科)
シロバナヘビイチゴに混じってミヤマハタザオがたくさん咲いていました。
細長く見えるのは実、長角果と呼ばれる長さ3~4㎝の細い円柱状をしています。
秋には(天狗の)葉うちわがこの色に色づいて見事ですが、こんな美しい花を咲かせるとは知りませんでした。
ワチガイソウ(ナデシコ科)
この花もよく目にします。オシベの色がさりげなく私の気をひきます。
名前の由来は、種子が昆虫のクワガタににているからとか、クワガタ虫が出てくるころに咲くからとも。
赤紫の花色しか見たことがなかったので色変わりかと思いましたが、
トリガタハンショウヅルという名前がありました。
ニガイチゴ(バラ科)
花を上向きにつけるので目立ちます。
実は甘いそうですが、種をかむと苦く、このような名前がついたようです。
チチブヒョウタンボク(スイカズラ科)別名コウグイスカグラ
この花はややしばらく名前がわからなくてくろうしました。
何度も訪れた山でしたが、初めて気がついて、辺りを見回すと2本3本とありました。
ケウツギ(スイカズラ科)
ケウツギの咲く森にカッコウの鳴き声が聞こえました。
いよいよ夏です。
クルマバソウ(アカネ科)
よく見ると登山道の両脇にかなりな頻度で見つかりました。
小さいながら鮮やかな黄色の花色と数で照明を当てたように目立ちます。
ミツバツチグリとキジムシロと似た花も多く、私は花びらの基部の黄色い斑で見立てています。
ウマノアシガタ(キンポウゲ科)
もう一種黄色い花は、数ではツルキンバイに譲りますが、人目を引く照りのある花弁です。
ヒメシャガ(アヤメ科)日本固有種
目につく登山道に咲いていました。ランナーで増えるはずなので他も探しましたが、この 一本だけでした。
精巧な造りですね。
ツルシロカネソウ(キンポウゲ科)
花弁は一見オシベに見える黄色い部分。白いたくさんのシベがオシベです。
コアジサイ(アジサイ科)
薄暗い谷あいや森の茂みでさびしげな風情が妙に気にかかる花です。
この個体は青さが何とも言えずいい塩梅で、遠くからもコアジサイ咲いてるわとすぐ目にとまりました。
ナルコユリ(ユリ科)
この花を覚え始めのころナルコユリは丸コユリ、アマドコロは角ドコロと教えてもらいました。
よく似た同士、ナルコユリの茎は丸く、アマドコロの茎は四角というのです。
メギ(メギ科)
丹沢に多い植物です。鍋割山直下の登山道両脇に遅くまで雪を被った真っ赤な実が見られます。
2013-05
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