2013年5月25日土曜日

丹沢主稜縦走(檜洞丸・臼ヶ岳・蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳)

臼ヶ岳稜線からの蛭ヶ岳  盟主の貫録

西丹沢自然教室から上って大倉に下山する計画です。
西丹沢自然教室への始発バスは7:10発の8:26到着で山に上る時間には遅く、
きょうの10時間行程では日没も視野に入れなければなりません。
しかし下山口を大倉にすれば、遅くまでバスがあり、よしんば歩いても帰れるという安心感があります。



ツツジ新道登山口を9:00入山、薫風が新緑を渡る登山日和です。

今年は裏年でしょうか、いつも歓声を上げるゴヨウツツジの展望所も淋しい花つきです。




しかしブナは元気でしたよ。私たちに柔らかな緑のシャワーを降らせます。
瞳がグリーンに染まったようです!



檜洞丸山頂に予定を15分オーバーして到着です。
12:10臼ヶ岳に出発します。



檜洞丸山頂からは神ノ川乗越まで下りのルートです。蛭ヶ岳はあんなに遠い。



金山谷乗越は補修整備が大掛かりに行われていました。



ツツジの花と若葉の森を抜けていきます。


 
臼ヶ岳に着くと丹沢の盟主蛭ヶ岳が正面に見えます。
熊木沢の砂防堰堤群も見えます。
“蛭の大下り”をこれから上ります。




歩いてきた稜線を振り返ります。右奥が檜洞丸、手前の高みが臼ヶ岳です。



眼下に熊木沢を挟んで、右手に朝日向尾根、左手は棚沢ノ頭から弁当沢ノ頭の稜線。
奥は右に檜岳山稜と左手前に茅ノ木棚山稜のよう。

傾斜のきつい登山道に小石が散乱して滑り易く、鎖で上る岩場もあったり、結構プレッシャーのかかる登山道です。
思い切り大股で岩を乗り越えようとすると足が不協和音を発し、あっ拙い!ということになります。



標高1672.7メートル、丹沢山塊の最高峰蛭ヶ岳に15:20到着しました。
美しい富士山の展望が自慢ですが、今日は生憎、霞の彼方でした。



マメザクラが凛と咲いていました。



時間がどんどん押しています。だからと言って山小屋に泊まる気などさらさらない面々(計画書に書いてあるだけ)、蛭ヶ岳から眺める塔ノ岳は“う~ん” まだありますね。





 
鬼ヶ岩の悪場で蛭ヶ岳泊まりの登山者とスライドしました。



18:30塔ヶ岳に着くともう誰もいない。

「大倉尾根を下るのは夜に限るね」・・・「???・・・ええ、涼しいですね」。

大倉下山は21:00でした。



2013-05-23 登山



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