2012年8月26日日曜日

針ノ木岳・蓮華岳 北から南へ稜線漫歩 ①



3000㍍の展望と船窪小屋のもてなしと、山の楽しさを満喫した山旅でした。

新宿7:30出発のあずさ3号で信濃大町に11:01の到着。
11:15の扇沢行きのバスに乗車、12:00に柏原新道を登り始めました。
夜行便も辛いが、午後からの登山も暑さにゲンナリ、種池小屋到着が16:30でした。
翌朝5:00過ぎ、針ノ木岳を目指して南下します。



雲海の広がりの奥に富士山が端正です。八ヶ岳も南アルプスも望めます。




朝日を浴びる剣岳、針ノ木岳も蓮華岳もすぐそこに思えるのですが・・・





左蓮華岳、右針ノ木岳
きょうは鞍部にある針ノ木小屋に泊まります。



左立山連峰と右端に剣岳


 
新越山荘からは鳴沢岳・赤沢岳・スバリ岳・針ノ木岳と4つのピークを越えるアップダウン、
稜線を眺めてため息をつきます。




赤沢岳の山頂から振り返る後ろ立山の名峰
右手前の鳴沢岳との鞍部を立山黒部アルペンルートの針ノ木トンネルが抜けています。
 


赤沢岳山頂で針ノ木雪渓から柏原新道を日帰りという韋駄天氏に出会いました。
話を伺うと丹沢をトレーニング場にしておられる、いわばお隣さん。
「丹沢でお会いしましょう」とエールを交わしました。

赤沢岳の下りとスバリ岳の登りは骨折りました。


赤沢岳のガレ場

 
スバリ岳



スバリ岳

黒部湖を眺めるスバリ岳山頂で、テント泊装備の若者に出会い、
直近の熊騒動で閉鎖された種池山荘キャンプ場の話題になりました。
  
折立→五色原→黒部湖→針ノ木谷→船窪岳→蓮華岳→針ノ木岳と辿って来たそうで・・・
重苛を頑張った甲斐がありません。
 
  (8月24日熊は捕獲されたそうですが、出没個体かどうかの確認の必要からまだキャンプ場は閉鎖中)

しかし、若いって素敵ですね!
 





針ノ木岳は思いのほか多くの花が咲いていました。
夕立の心配はなさそうだからのんびり花散策。
エゾクロクモソウやオノエリンドウ、ヒメクワガタなど初めて出会いました。


針ノ木岳と針ノ木雪渓


スバリ岳と針ノ木カール




2012-08-22登山          続く





2 件のコメント:

  1. 懐かしいルートです。

    若い頃、単独で、扇沢からの針ノ木雪渓、爺ヶ岳の周回ルートを1日で回った事を思い出します。秋だったのですが、稜線上では誰にも会わず、静かな山旅でした。

    この付近は、天候が良いと素晴らしいパノラマが見る事が出来ますね。

    今は、奥さんより、1日の山行しか許されていないので、こんな素晴らしい山旅を味わう事が出来ません。懐かしい思い出です。

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  2. yamajinnさんの青春のトレイルでしたか!

    3000メートルの峰々を眺めながら
    赤沢岳・スバリ岳・針ノ木岳・蓮華岳と山の高さで100位までに名を連ねる高峰をたどるのですから、
    本当に素晴らしいトレイルでした。

    いつも見ていただいてありがとうございます。

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