2013年12月8日日曜日

斜里岳(標高1545m)


今日から参加のメンバーを釧路空港で迎えて、目指すは斜里岳5合目登山口にある清岳荘です。
川湯温泉で風呂に入っていくことになり、湯の町川湯ならでは共同浴場は入場料200円の源泉かけ流し、効き目がありそうな白く濁った硫黄泉でした。
温泉寄り道で到着が19:00になり、遅くなったお詫びをする私たちをにっこり迎えてくれた管理人さん。
宿泊費一人2000円を払って2階の広間に落ち着き、マイシュラフで安眠できました。


6月28日はちょうど斜里岳の山開でした。

例年になく残雪が多いと聞いたので登山道にあかるい地元の登山者にルートを確かめて貰ってから上ることにしました。その間、山開に参加することにしました。
6:30開始のセレモニーは市長や警察署長初めたくさんの人々が玉ぐしを捧げて7:00まで盛大に行われました。
私たちにも地元温泉の無料入場券というご招待があり、ラッキーでした。

林道歩きから暫くで沢筋を行くようになり水量の多い沢を幾度か徒渉しました。
やがて雪が危なっかしく残る沢際を上るようになり気の抜けない歩きが続きます。
一時間で下二股に着き、ここが思案のしどころでしたが、「下二股までの雪渓の危険度を100としたら上二俣への危険度は70」という説明を受けていましたから、そのまま旧道を行くことにします。
うまい具合に階段状になっている岩棚に赤く鉄分が付着しているので滑りはしないのですが、ところどころに残るスノーブリッジが難儀でした。
その代り景色は残雪と赤い石とキラキラ光る水しぶきの調和が美しく素敵な登山道です。
高校生の集団と一緒になり、どうしましょう!男子生徒にキャンディーを貰ってしまいました。
上二俣で夏道は新道に合流しますが、私達はそのまま雪渓を詰めて源頭まで行きました。
すぐ上で新道に合流して少しで展望が開ける馬の背に出ました。吹き抜ける風が心地良く爽快です。

 
ザレ場の上りの花畑にはエゾコクワガタのみなれない花も咲いていてゆっくり写真を撮りながら、
多くの人で賑わう山頂に到着しました。

雲は多めですが展望には支障なく明日昇る羅臼岳も見えています。
南斜里岳に踏み跡が見ええすが、植生保護のためなのでしょう、登山禁止でした

下りは新道を歩いて行くことにします。「竜神の池」は急な雪田の先にありました。
直径2~3mの小さい湧水池は澄みきった水を湛えていました。
錯覚ですが、池に映える景色は池の底から湧き上がってきているとしか思いようがなく、
手にすくい上げたい衝動に駆られました。

赤布に従い進むと雪渓から出て新道に合流しました。
熊見峠に出ると斜里岳が後方に高く聳えて、山頂や馬の背を登る登山者の姿も見えました。
尾根道は結構急で長く、残雪がなければ沢を行くほうが楽だし涼しいのではないかと。
下二俣からは往路に戻って、また徒渉や踏み抜きに気をつけながら5合目静岳荘に戻りました。

清里の町に出て、貰った入浴券で立派な温泉施設の緑清荘の湯に浸り疲れを取りました。
今宵の宿イーハートーヴは清里町の高台、斜里岳を正面に見るビート畑の中に、迷い迷い到着しました。
夕食は宿で送迎して貰った、土地の食材を使った「大田」の美味しい料理を堪能しました。


5合目登山口7:05…8:00下二岐…上二岐…新道合流…1010馬の背…1035山頂
  …馬の背…新道…1145龍神の池…能見峠…下二股…1425静岳荘


2009-06-28 登山

百名山100/57座
*

 メンバーの撮影した画像が含まれています。



 

 
 

月山(標高1984m)

月山高原ライン8合目の登山口に6:00に到着すると既に駐車場は満車でした。
何としたことでしょうか?
軽トラックで長靴に大きな帆布のザックを肩に続々とやってくる人々で路肩もすぐに埋まってしまいました。
この時期月山は、登山者だけでなく、入山料を払って山菜のネマガリタケノコをとりに来る地元の人が多いそうです。



 駐車場を上がるとそこはもう弥陀ヶ原です。
池塘にわたされた木道をたどる気持ちのいい高原ハイキング、あそこにもここにも、初夏の花が足元を飾ります。
 
 

整備されたゆるやかな登山道を登っていくと雪田や大小の沼の北方に鳥海山の優美な姿がガスに見え隠れします。
9合目の仏生池小屋を過ぎ、雪渓を横切り行者返しと呼ばれる急な登りを詰めると、ゆるやかなたんたんとした登山道に変わりました。

 
ハクサンイチゲやヒナウスユキソウなど可憐な花に囲まれながら月山神社本宮に到着しました。
 
 

月山頂上へはお清め代500円を払って境内を通過しなければ登れない仕組みになっていました。

下山の頃には白装束の行者さんや信仰登山の人、スキーを担いだ人、親子ハイキングの団体さんなど次々と登って来て随分な賑わいでした。
3時間たらずの気楽な歩きで、素晴らしい展望とたくさんの高山植物が楽しめる月山、何度でも上ってみたい山です。


07/10 自宅14:3023:15月山ビジターセンター(テント泊)

07/11 月山ビジターセンター5:306:05登山口(8合目)6;25730雪渓のトラバース
     …8:00仏生池小屋(9合目)825行者返し…9:00月山神社本宮9:179:27三角点
     …10:17仏生池小屋…1045雪渓のトラバース…11:50登山口


2009-07-11 登山

百名山100/59座

2013年12月7日土曜日

羅臼岳(標高1660m)

きょうは休養日で、清里町の神の子池や裏摩周、養老牛温泉、開陽台と観光しながら今日から合流のHanksさんをお迎えに中標津空港に向かいます。

Hanksさんが着いたら、利尻で覚えたジンギスカン&行者ニンニクをみなで食べようと中標津市街で材料を調達します。中標津空港の向いは大草原が広がっていて人影もなくおあつらえ向き、ちょっと大胆ですが…。
フライパンに差し出される箸にとぎれる間がなく、あっという間に完食して利尻島での晩餐の再現が叶いました。

羅臼岳登山口の木下小屋に入る前に、Hanksさんの案内で原生花園やトドワラを見物しました。

木下小屋には露天の温泉が二つありました。
野趣あふれる野天を男性組に、カーテンで囲ってあるもう一方を女性組が使わせてもらいました。
 お風呂でリラックスした後は小屋のテラスで持ち込みの夕食を美味しく楽しくいただきます

 
夜明けとともに起きだして355に小屋を出て、針葉樹の樹林帯に入っていきます。
「これより600メートル熊出没地帯!」の看板が出てきました。
登山道に蟻の巣がたくさんありその蟻を食べに、熊がやって来るのだそうです。
クマは熊でもヒグマですもの、恐ろしいすね。


仙人坂の標識から雪渓を幾つか越していよいよ大沢の雪渓に出ました。見上げるとなかなかの傾斜です。
雪渓左側を難儀しながらキックスッテプでなんとか上って肝を冷やしました。ところが、左俣にスッテプが切ってあるのを下りに発見、上りの試練はなんだったのと、マヌケな無駄骨にほぞを噛んだのでした。

羅臼平には熊避けのフードストッカーが設置され、ザック等をデポする場合はこの中に入れていくようです。
ハイマツのゴーロ帯に入る手前に岩清水が吹き出て、涼しいやら美味しいやら、甘露甘露と喉を潤します。
ゴーロの上りはバランスを取って楽しく、躊躇するとかえって難しくなります。

山頂は知床連山の展望抜群。眺めているうちにいつかあの峰々を縦走してみたいという思いがきざしました。

山頂を踏んで戻ってくると、上るときに道を譲ってもらった男性が、屈みこんで何やら見ています。
静かに近づくと「ノゴマがいるよ」といって双眼鏡を差し出しました。
メンバーに一巡したところでこんどは岩清水で撮ったというギンザンマシコの写真を見せてくれました。
高山で鳥を見る人(探鳥)に出会ったのは初めてでしたが、いいものだなと思いました。

ず~ッと大沢の雪渓下りを心配していましたが、左股に立派なステップが切ってあるのがわかり、楽々と下ることができました。
なによりでございました。


         木下小屋3:55…仙人坂…大沢雪渓…羅臼平7:55…岩清水8:15
         …9:05羅臼山頂9:10…往路下山…13:00登山口

2009-06-30 登山

百名山100/58座

*メンバーが撮影した画像です。

*羅臼岳の標高は2014年4月、国土地理院の改定により従来より1m高い1661mになる。






2013年12月5日木曜日

樽前山(標高1041m)と神仙沼

 
今日は北海道最終日です。

神仙沼の木道をのんびりあるき、今旅行一番の紅葉を堪能しました。


神仙沼散策を終えた午後1時、次は樽前山に向かいます。


 
 
登山道は歩き易く、支笏湖を眼下に小樽市街も望まれる展望の山です。
登山口からわずか40分で山頂に到着しました。

仰天!山頂で私たちが見たものは…
噴煙を上げる巨大な溶岩ドーム。
樽前山は活火山でした。

さらに一等三角点の山でもありました。




この時期は咲いていなかったので、写真は鳥海山のイワブクロ

そしてこの山にはこの山の名を冠した植物があります。
「タルマイソウ(イワブクロ)」です。

お手軽に登れてこれほど意外性のある楽しみの多い山も珍しいのではないでしょうか。



北海道の山は楽しい!

2006年のトムラウシ、十勝岳に始まった北海道の山旅。
2007年は7月に幌尻岳とアポイ岳に上り、
今回はニセコアンヌプリ、羊蹄山、樽前山に登りました。

北海道には魅力的な山が山ほどあります。
北海道山旅をずっと続けられますように!

2007-10-04 登山

二百名山100/7座





 
 

2013年12月3日火曜日

羊蹄山(1898m)

昨日は足慣らしにニセコアンヌプリに登りましたが、羊蹄山は白いガスに包まれて望めませんでした。
登山口に向かう車中、姿を現した羊蹄山に一安心、雲もやがて切れてくれるでしょう!


半月湖登山口から穏やかに辿る落葉松の樹林帯でメンバーがキノコを見つけます。
それからは銘々キノコを探しながら上っていきました。
二合目手前から傾斜とぬかるむ足元で滑りやすくキノコどころではなかったのですが、
ホラホラよそ見するからなどと、はしゃぎしながら楽しいキノコ探しでした。
二合目を過ぎるとぬかるは解放されたのですが、相変わらずの急登は九合目まで続きました。
キノコ探しが一段落するとFさんがピッチを上げ最初は付いて行けたのですが、6合目辺りから
飛ばしすぎのツケが来て苦しくなりました。
まだかまだかとやっとの思いで11:26山頂に到着しました。


みんなで記念撮影をした後は羊諦山小屋に行くことにしました。
火口の縁の岩場をしばらく辿り、小屋近くになって池塘の保護域を大きく迂回、遠かった~。
実際は一時間くらいでしたが、時間以上に遠く感じられた小屋への道のりでした。

小屋には誰もいませんでした。
そのせいか(古い建物でもあった)、薄暗く淋しげだったので昼食は外で摂りました。
宿で作ってもらったおむすびは、赤ちゃんの頭ほどもある大きさ。
それがありがたいことに2個、重かったはずです。
1個の半分も食べきれずにお持ち帰りでした。
おまけに上りで目星をつけていたキノコが、ビニール袋に2ツ加わって、
舌切り雀のおばあさんよろしく倍に膨らんだザックを担いだのでした。

その夜、宿で作ってもらった別注のキノコ汁、それはそれは美味しゅうございました。

羊蹄山はタフな山でした
キノコを抜きにしても、もう一度上っててみたい、魅力の山でした。


薬師温泉6:30=7:10半月湖登山口7:28…8:05二合目8:15…8:44四合目8:48
…六合目9:28…10:23八合目10:28…11:26羊蹄山山頂11:35…12:05真狩口分岐
…12:25羊蹄山小屋13:13…七合目13:47…14:00六合目14:07…五合目14:16
…三合目14:50…二合目15:08…登山口15:50

2006-10-03 登山

百名山100/19座