昨年は雪崩被害による林道通行止めで取り止め、今年こそはと願ったのですが…
増水と思わしくない天候で今年も山頂に立つことはできませんでした。
ここまで車で入れるのですが、雪崩で歪んだペンケチャプ橋の工事で(来年5月まで)
札内ダムでゲートが閉まり1:30のアルバイトを余儀なくされました。
ここから七ノ沢出合まで1:30ダートの林道を歩きます。
青空がのぞいた七ノ沢出合でしたが、それは束の間、雨具が手放せない一日でした。
案じたとおり札内川の水量は多く、七ノ沢出合の広い河原は冠水して河畔林へは渡渉が必要でした。
三ヶ所目の渡渉点
上流に行けば水量は減るのではないかと思ったのですが、水の勢いは衰えることはなく
河原は冠水して歩くことができないので河畔林の踏み分け拾って歩きました。
中の沢出合、手前に本流、画面中央奥に見える中州の裏手に右から入る中ノ沢は白波を挙げていました。
左岸の河畔林を出て右岸へと標高658m辺りに渡渉点を探しますが、水の勢いが強く渡渉は無理でした。
ルートは右岸にあるようで左岸の河畔林の踏み跡は薄くなり藪をこぐようになりました。
P823から出る尾根を左岸通しに回り込んで、八ノ沢出合に行きかけたのですが、
日没も迫りこれ以上先に進むのはリスクが大きいので行動を終え、
左岸の山裾にちょうどテント一張分の平坦地を見つけて幕営しました。
一夜明けると沢縁をへつれるほどに水量は減水しましたが、台風発生のタイミングで入山しており
その後の気象情報が得られていない状況下での続行には不安があるので撤退することにしました。
渡渉点の水量も昨日に比べるとかなり少なくなっていました。
二つ目の渡渉点
ミソガワソウ
エゾトリカブト
花を眺め、釣りを楽んでの撤退になりました。
振り返るカムエク方面は霧に包まれていました。また来年!
8/30 羽田7:10=8:45帯広10:40日高山脈登山センター=札内ダム11:15…12:25札内ヒュッテ12:35
…林道駐車場ゲート12:54…14:54七ノ沢出合15:10…16:27渡渉点…17:22中ノ沢出合
…18:20札内川段丘 テント泊
8/31 テント撤収5:15…6:46渡渉地点…7:00釣7:30…林道8:24…11:00釣11:30
…日高山脈登山センター12:30=川湯温泉(入浴)=養老牛温泉=西別岳避難小屋(泊)
2013-08-30~31 徹退。
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