(2009-06-27雌阿寒岳山頂より撮影)
しかし今回の北海道は雨にたたられ展望はことごとく望むべくもありません。
西別小屋でお会いしたリスケさんやTさんにはパンケトー・ぺンケトーを展望できない雄阿寒岳は厳しさばかりの登山で勧められないと言われました。
そうかもしれないと半ば諦めの境地で登山口に架る橋を渡ります。
しかし山に入ってみると、そぼ降る雨に打たれる静かな原始の針葉樹森に心が落ち着きます。
ミヤマウズラ(ラン科・シュンラン属)
苔むした足元を飾るのはミヤマウズラやもう種になっていたけれどエゾスズランなど初見の花花。
イワキキョウ(キキョウ科・ホタルブクロ属)
キノコも真紅から濃紫色までとりどりの色彩に包まれていました。
八合目で稜線に出ますが、沸き立つガスの流れがあるばかりで灰色の世界に包まれます。
帰りは流石に、どこまでも続く針葉樹の森に、早く登山口につかないかと思いながら足を運びました。
西別山小屋5:00=雄阿寒岳登山口6:15…6:30太郎湖岸登山道…10:20八合目
…10:40雄阿寒岳山頂…雄阿寒岳登山口14:00=阿寒湖温泉入浴=17:40帯広空港19:10
2013-09-03 登山
百名山100/56座
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