2013年3月31日日曜日

高尾山 花散策 3

小仏川の左岸に切られた登山道にもたくさんの花が咲いていました。
朝の予定を一時間繰り上げて家を出てきたというのに花に見とれて、もうこんな時間!
さすが《花の百名山》高尾山です。



三種類のウグイスカグラがあるそうです。ヤマウグイスカグラとミヤマウグイスカグラには細い毛が密生しているとか、
ということはこちらは、一番数が少ない「ウグイスカグラ」のようです。



ちょうどマッチ棒の頭くらいの大きさでチュウーリップ状の花を付けるヒメニラはそこにあるとわかっていなければ
とても探し出せません。写真に撮るにもピントがなかなか合わなくて苦労します。



こちらもピントが合わない代表選手ヒメウズです。きようもぶれてしまいました。
本当なら出したくないのですが、いつか鮮明な画像に差し替えられる日がきますように、願いを込めて!




小さくて清楚で爽やかなキバナノアマナ、初めて見ました。中部地方以西ではほとんど見られないと聞いて納得です。
花の華やかさと大きさの割には葉がきゃしゃで、花に比べて葉が立派なヒメニラとは逆の現象で面白いと思いました。



この時期は小さい花が多くて、可愛い可愛いを言い続けて花めぐりです。
トウゴクサバノオも直径5ミリ程の可愛い花です。西国サバノオも見てみたいですね。



ユリワサビは今が旬です。本来は湿ったところが好みなのでしょうが高尾山では沢でも土手でも
大繁殖していますが、群落はつくらないようです。


エイザンスミレとヒカゲスミレの交雑種、スワスミレが咲いていました。遺伝子が交じり合うことの不思議さ、不思議な存在感を感じます。一代限り!それとも結実するのでしょうか?



コチャルメルソウは地味だけれどよく見ると精巧な造形です。日影沢に小群生していました。



旬といえばカントウミヤマカタバミも旬です。
光にあったるとラメを被ったようにきらきらと輝いて清楚な中にも華があります。



2013-03-29 散策




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