2012年4月11日水曜日

鹿児島 大隅半島 高隅山地 御岳・妻岳



桜島の噴火活動が活発化して盛んに灰を降らせています。
桜島の東方、北から南へと延びる高隈山地は錦江湾へと沈みます。


今回登る御岳は主稜線を少し東に離れ、妻岳は主稜線上にあります。
降灰でマスクが必要かもしれないと心配しましたが、風の向きがよかったようです。
灰かぶり殿、灰かぶり姫にならずに済みました。



サツマイナモリは、灰に汚れていました。
鹿児島では郷土の誉れ、京セラ創業者の稲盛和夫さんと同じ名前であることから、
特別な思いで親しまれているそうです。
花芯がハートの形をしたものがあるそうです。


春霞のただなか自慢の展望は望めませんでした。
ドンと爆音を轟かせた桜島もかすかにしか認められず、残念でした。

 
辛いアップダウンにエールを送ってくれたショウジョウバカマ


直径が1㎝程、草丈は5cm余りの可愛らしいツクシショウジョウバカマ。
御岳の北西斜面に群生していました。

秋には固有種のタカクマホトトギスが大振りの黄色い花を咲かせるそうです。

初めて登りましたが、起伏に富んだ地形、どっしりとした風格を感じた山でした。
この次はタカクマホトトギスに会いに、最高峰の大箆柄へ縦走したいですね。

2012-04-08 登山




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