2012年2月28日火曜日

甲武信岳(標高2475m)


木賊山の切り開きで眺める甲武信岳
甲武信岳のシャクナゲを見てみたいと思うようになってからずいぶんになります。
山の仲間を誘って甲武信岳に出掛けることにしました。
甲府市から西沢渓谷入口までバスに揺られて一時間、林道を1時間弱、
徳ちゃん新道登山口のスタートは11時になりました。



2011年の徳ちゃん新道
登山道は急でよく滑ります。
渡る風は涼やかですが、汗が噴き出します。
ハルゼミの大合唱が遠のくとシャクナゲの林に入って行きました。
あらぁ、夢に見たシャクナゲのトンネルは?ぱらぱらとしか咲いていません。
厳しいことを承知でシャクナゲ見たさに徳ちゃん新道を上ることにしたのに…残念です。
15:00木賊山について苦しい登りからやっと解放されました。

甲武信小屋でストーブを囲みながらの山談義で十文字小屋のシャクナゲが美しいと聞きました。
明日は期待できそうです。



翌朝の甲武信岳山頂はいい塩梅にガスがかかって絶景です。
奥武蔵の山々がよく見える場所があるといって案内してくれる人がありました。
東は雲が厚く万全ではなかったのですが、あれが和名倉山でこちらが飛龍山、
真ん中奥が雲取山などと指差して教えて貰い、楽しい機会でした。




武信白岩岳の展望
たっぷりの時間を割いて展望を満足したら三宝山、武信白岩岳から十文字峠に向かいます。
200mほど標高を下げて武信白岩岳まで下ると、一人の男性がルートを探っている様子です。
高いところの好きな私は見過ごしにできません。
一緒にルートを探して上ることにしました。
白岩山は360度邪魔するもののない別天地、山々もさることながら川上村のレタス畑がよく見えました。
大山のクサリがかかる崖の手前のシャクナゲの一群が見事でしたが、どうやってもいいアングルが探せなくて、
粘った末に諦める拙い結末でした。

十文字小屋はシャクナゲの中にありました。
甲武信岳のシャクナゲが、念願叶いました。
二人で飽きるほど眺めて堪能しました。
 

6/09 最寄駅6:41-町田―八王子8:03あずさ3号―8:57山梨市駅9:05=西沢渓谷10:03
   …徳ちゃん新道10501400H22101455木賊山15001510甲武信小屋(泊)
6/10 小屋6:006:15甲武信岳7:007:40三宝山7:508:30武信白岩山845920H2260
     …10:05十文字小屋10201130毛木平11:4512:00信濃川上341=最寄駅1748

 2009-06-09~10 登山

百名山100/55座






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