中房温泉から合戦尾根を上る。
標高1600㍍から雪が現れ1800㍍からは急な上りが続く。合戦小屋は屋根に届く雪に覆われていた。
快晴の朝、稜線に雪は少なく表銀座の展望を欲しいままに稜線漫歩。
大天井岳は直登する。
常念小屋は他に泊り客はなく閑散としていた。
まれにみる大雪で、一ノ沢ルートに雪崩の恐れがあり、ゴールデンウイークも淋しかったそう。
朝は濃霧で明ける。常念岳標高2857mへ直登する。
蝶槍から雪が多くなりルーファイに神経を使う。
蝶
ケ岳標高2677mからは横尾に出る。
尾根が顕著でなく出だしも遅く赤布も少ないので、トレース迷いが多く、ルート判断が悩ましかった。
樹林帯の積雪は50センチくらい、この雪の状態が悪く、たびたび踏み抜く。
体を持ち上げるのに四苦八苦、ホトホト嫌になって横尾に着いた。
ルート全体としてワカン・アイゼンは必要なく雪庇を踏み抜く心配もなかった。
ただ夏道の途切れる辺りでトレースに迷いがあり、逆にルートが分かりにくかった。
2006-05-08~10 登山
標高順位 45位常念岳2857m , 96位蝶ヶ岳2677m
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