北峰へつけられたトレースを離れ、ワカンを着けて南峰の尾根に取りつく。
雲が切れて展望が利くようになると北峰の山腹を滑るスキーヤーの姿をとらえる。
さらに仰天、南峰の山頂壁から真っ逆さまに飛び降りるスノーボーダー。
技術に裏打ちされた行為でしょうが、見ている私は全身で震えた。
南峰の鞍部からアイゼンに付け替えて標高差160メートルを登る。
明日は筋肉痛にあえぐだろうと思いながらアイゼンの前爪を利かせて焼岳南峰山頂に出る。
北峰から火山の噴煙が絶え間なく上っている。
こちら南峰のどこにも噴煙は確認できない。
実は南峰には雷鳥のサンクチャリーがあり、雪に守られる積雪期に限って
南峰への立ち入りができるのだそう。
03/05 中の湯温泉登山口9:15…1ピッチ10:30(標高1820㍍)…2ピッチ11:40(標高2100㍍)
…12:15わかん着…13:15アイゼン着・南峰コル(標高2295㍍)…13:40南峰山頂(標高2455.4)14:00
…15:00アイゼン脱・ワカン着(標高2000㍍)…16:15中の湯温泉着
焼岳南峰山頂にて
百名山100/23座
2007-03-05 登山
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