テントを張るのを諦めて車の中で仮眠することにしました。
眠れないままに朝を迎えて、体中が痛くてヨレヨレになりました。
6/30 待っても雨はやみません。仕方なくカッパを着て高妻山の登山口に向かいます。
沢の水かさが増して徒渉地点が何処やらわかりません。飛び石があるのでしょうか、流れに波打ったところがあります。
同行者のOさんと後から来たもう一人の三人でしばらく躊躇していましたが、
先づ私が思い切って踏み出しました。
飛び石を渡るのはストックが一本しかないので止ます。
広くて流れが落ち着いた地点を足とスットクで川底を確かめながら(右靴にすこし水が入ったけれど)
渡ることができました。
Oさんは二本のストックで飛び石を渡ってきました。
おじさんは私と同じところを渡って来ました。
この場の縁でこのおじさんとは行動を共にすることになりました。
高妻山は花の多い山でした。
シラネアオイやハクサンチドリは個体数が多く、キバナノアツモリソウも群落を作っていました。
植物に詳しいおじさんに色々教えて貰い、花の名前や素性が判るとこうも楽しいものかと興味を持ちました。
山頂は岩場の切り開きで狭く、展望も生憎でした。
間もなく登ってきた団体さんに譲って往路を戻ります。
不動小屋から朝方の沢を今度は下ります。
大分水は減って飛び石が頭を出していました。ヤレヤレです。
戸隠キャンプ場に14時に無事戻りました。
7/1 キャンプ場から戸隠山の登山口に出る道がキャンプ場を一周しても分からずに車道を歩きました。
戸隠奥社の参道は杉の大木や随身山門に歴史が感じられる荘厳さです。
戸隠奥社の参道は杉の大木や随身山門に歴史が感じられる荘厳さです。
探鳥ポイントでもあるらしくカメラと三脚を担いだ人にたくさん出会いました。
キビタキがいるというので覗かせて貰いました。
キビタキがいるというので覗かせて貰いました。
登山口からいきなり胸を付く急登です。
昨夜いささか飲みすぎた相棒はここまでに水を飲み干したので百軒長屋で水の補給です。
岩壁から滴り落ちる水滴を受けるのですが雫で体も濡れるのでカッパを着て懸命の作業です。
少し先にたやすく汲める水場があったのでしたが…。
さて心配と楽しみといよいよ岩稜です。
えい、股がっちゃいます!恰好よりも安全第一です。
相棒が決定的瞬間をカメラに収めようとしています。
「ガスで高度感が半減されて丁度よかったでしょう」と慰めてくれましたが、怖かった!
難所を終えると展望地の八方睨みですが、ガスの切れ間からチラチラと垣間見える程度です。
豪快な展望を天気の良い日に見てみたかったですね。その後は快適な登山道で山頂に着きました。
今回三度通過の不動避難小屋の前から平常の水位に戻った沢を下りキャンプ場に下山しました。戸隠山は、恐さでは、今まで登ったうちではNO1だったかもしれません。
6/29自宅18:00=23:00戸隠キャンプ場
6/30戸隠キャンプ場5:00…6:10・1P…7:50不動避難小屋…7:50五地蔵…9:50高妻山山頂
…11:30五地蔵…12:30避難小屋…14:00キャンプ場
7/1キャンプ場5:00…随振門6:00…奥社登山口6:20…7:20百軒長屋7:40…8:40八方睨
…9:00山頂…避難小屋10:30…11:45戸隠キャンプ場
百名山 高妻山100/32座
二百名山 戸隠山100・4座
2007-06-29~07・01 登山
0 件のコメント:
コメントを投稿