こんな日は、静かな丹沢を歩けるチャンスです。
登山口を入ると梅雨入りの花、ドクダミが群生していました。
ドクダミの鼻をつく臭いは苦手な人も多いでしょうが、触らなければ臭わないはずです。
でもこれだけの群生を目の前にすると、青臭い匂いを感じるから不思議です。
私はドクダミの臭いも花(実は総萼片)の姿も案外好きかも。
大倉高原の潤沢な水は山腹をくっだって登山道に滲み出します。
気配を感じて振り向くと、鹿が一頭、私の気配を窺っていました。
こういう日は彼らも登山者を気にせずに思う存分走れますね。
堀山の家まで登ると一雨あったようでベンチが濡れていました。
花立山荘の胸突き八丁の階段に雨に打たれたジシバリの花が一輪、首を起こしていました。
花立山荘上の新しいトイレです。
晴れた日は海に開けた景色と富士山、丹沢の峰々の展望に開放される処です。
展望のない日は、登山道のしっとりと落ち着いた佇まいが、好みの処です。
トウゴクミツバツツジやゴヨウツツジは既に終いでしたが、クワガタソウが元気でした。
尊仏山荘の引き戸を開けるとお久しぶり~のミー君。
やがて歩荷の丹沢チャンピオン畠山さんが上ってきてミー君にキャットフードのプレゼント。
畠山さん通算4616回の登頂だそうです。
人影のなかった山頂も下山のころにはこの登山者。
2014-06-10 登山
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