“優美な山容”と“登る楽しさ”2つの魅力を併せ持つ由布岳です。
登山口一帯に広がる気持ちの良い草原をひと歩きして山腹の深い森へと入っていきます。
植生の変化が一目で判る。中央は飯盛ケ城(1067㍍) |
標高1200㍍を超える頃から植生が変化し始めて1300㍍で森林限界をむかえます。
眼下にいつか見たことがあるようなどこか懐かしさに包まれる田園風景広がります。
有名な観光地、湯の町湯布院(由布院)です。
東方と西峰の鞍部マタエで、左手の西峰に進みます。
クサリがつけられた岩場を15分上ると
一等三角点のある西峰山頂です。
曇が多く見晴らしは今一歩でしたが、
対面の剣ヶ峰からヤッホー!ヤッホー!
子供たちの澄んだ声が届きます。
こちらも応えてヤッホー!
昔はこうだったなぁ~、
久しぶりに “木霊” こだましました。
万緑のお鉢を眺めながら東峰へ、痩せた火口壁をヨイコラショと登ります。
フクオウソウのオシベは随分長~い。 |
飯盛ケ城に咲いていたヒゴタイ、絶滅危惧種だそうですが、真丸な形、珍しいかも。 |
既に東峰山頂(剣ヶ峰)に人影はなく、子供たちは下って行ったようです。
フクオウソウが静かに咲いていました。
帰路は飯ケ盛城を越えて草原に初秋の息吹を汲みました。
2012-09-10 登山
二百名山 100/33座(初登2010-5-02)
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