釣りと写真を撮りながらのんびりとナルミズ沢を遡行して、朝日岳に詰め上げました。
宝川温泉から広河原に入って幕営、
沢ならではの焚き火を囲みました。
翌朝はザブザブと水に入るにはためらわれる
高曇り…濡らすのはふくらはぎ程度にしました。
といっても…腰下まで濡れてしまったです~。
滝と釜と滑床が連続する澄みきった流れ。
エメラルドグリーンに静もった淵。
どれも容易にへつったり登ったりできるので
めちゃ楽しい沢ですよ。
唯一高巻いたゴルジュでしたが、巻道がズボズボの道悪で、いっそ胸まで浸かった方が良かったかなぁ。
釣果も25㌢クラスが釣れましたよ!いづれ劣らぬ良型が4匹。
ただし釣ったのは師匠、あとの3人は“ぼうず”。
中間地点にナルミズ沢最大の8m「魚止の滝」があります。
幅広で水量豊富、もじどおりイワナはここまで、正面右手の岩棚から簡単にのぼられます。
魚止の滝を過ぎると二股までずっと滑に
滝二ツ、癒やしゾーンです。
二股を右に入っても滑が続き、美しい流れは尽きません。
前方に見える山は地蔵ノ頭、スラブが見事です。
水量が細くなったところで左に入り草原に踏み分けが現れるといよいよ源頭です。
「天国に続く草原」と称賛される有名な詰めです。
ところがこの稜線と言ったら一転、「地獄の下山」です。
ところによっては腰までの熊笹漕ぎです。
ジャンクションピークで漸く一般登山道に飛出し熊笹から解放されました。
朝日岳までは楽ちん稜線漫歩。
草紅葉に進行中の平坦な草原歩きは木道と池塘の景観がなかなかです。
今宵は広川原でもう一泊、明日下山します。
焚き火を囲みイワナ酒にイワナの塩焼きをガブリ、締めはイワナ飯。
めったに味わえない贅沢な晩餐でした。
09/14 相模大野7:00=宝川温泉…林道10:30…林道寸断(崩落地点)11:24
…朝日岳登山道入口13:23…15:29宝川徒渉地点…16:00広河原(テント泊)
09/15 ナルミズ沢遡行6:42…7:06引き込み淵…小滝連続7:14…大石沢出合9:00
…9:10一匹目のイワナ…10:14高巻き…10:40魚止の滝10:58
…12:30天国に続く草原12:55…13:38稜線歩き…14:48ジャンクションピーク
…15:00朝日ヶ原…15:05朝日岳15:15…16:30広河原(泊)
09/16 広河原8:55…12:40林道寸断(崩落地点)13:00…ふれあいの湯14:30…19:00自宅