2013年6月20日木曜日

神室連峰 火打新道口から火打岳・小又山・神室山 役内口下山

山形県最上町の「東法田山愛好会」主催の神室連峰縦走登山に参加してきました。
梅雨空でしたが神室連峰の原生自然にしっとりと包まれる、苦しくも楽しい山歩きでした。


7:30登山口の吊り橋を渡って登山開始です。
緑に染まってしまいそうなブナの森が頭上に広がります。
ゆっくりしか登れないきつい登りです。火打岳まで4時間弱ほとんど上りっぱなしでした。
休憩の号令がかかると皆やれやれ!とばかりペタンと腰を下ろします。



一等三角点があります。
イチョウランやユキザサ・ツバメオモト・ウワミズ桜・タムシバ・ショウジョウバカマなど花々に元気づけて貰いながら、
直下のガレの登りを5・6分辛抱すると火打岳山頂に嬉しい到着です。
霧に包まれ灰色にくぐもった山頂でしたが、縦走最初のポイントを得た安堵感がありました。
標高1238m、一等三角点の火打岳から1160m峰さらにその鞍部へ138mを急下降します。




東側に雪蝕の垂崖を落とす痩せ尾根の急下降は体力勝負の上りとは違った難しさがあります。
更に100m、標高1000mまで下って、上りに転じ砂利押沢口からの登山道が合流する砂利口からアップダウンを
7回ほど経ると標高1366.7m神室連峰最高峰の小又山に着きました。


イワイチョウ

シラネアオイ

キヌガサソウ
群生地がありました。 
ウラジロガクヨウラク
ズダヤクシュ
ツバメオモト

急斜面に広がるシラネアオイの花園に感動し、行く先々にカタクリの群生地(既に花は終わって実になっていた)が見られ、イワカガミやウラジロガクヨウラクも華やかに、花の稜線でした。



神室にはコバイケイソウが意外なほど多い

天気が良ければ、歩いてきた道とこれから歩く道と展望しながら歓声を上げたのでしょうが、この度は花々と幻想的な情景にポ~ッと浸っては黙々歩く、静かな稜線でした。
さすがに前山辺りからヘトヘトになり盟主神室山が遠く感じられたのでした。




アクシデントのメンバーを助けて下山したはずのリーダーが別のルートから上ってきて神室山山頂で私たちをむかえてくれたのには感激しました。

山頂直下に建つ木の香芳しい神室山避難小屋での交流会。
スタート時に20名いたメンバーの半分がアクシデントや救護でエスケープしてしまい、残った9名で淋しい思いはありましたが、山談義に花咲かせ東北の山の情報をたくさん教えてもらいました。



キヌガサソウ群生地
御田ノ神にはまだ雪田
渡渉地点
三十三尋の滝 後続のメンバー
神室の森 下草のシダが爽やか

翌日は雨は上がったものの霧はなおも続いて展望は最後まで望めませんでした。
山は高さではないと言われます。
会津と越後国境の御神楽岳でその思いを強く持ったのですが、
神室連峰もまた然り、またすばらしい山に出会えました。
また上ってみたい、今度は天気の良い時に!


06/15 火打新道口7:30…1P8:21…2P8:54…3P9:36…11:20火打岳山頂
      …14:30小又山山頂…17:20神室山山頂…17:30神室山避難小屋(泊)

06/16 6:25神室山山頂…7:00キヌガサソウ群生地…7:18御田の神…7:37西ノ又沢コース胸突八丁
     …8:21不動明王…8:30渡渉地点…8:40三十三尋ノ滝8:55
     …神室の森9:30…第1吊橋…第2吊橋…下山口10:20

2013-06-15~16 登山

二百名山100/64座













2013年6月12日水曜日

飯豊連峰 残雪の飯豊山と大日岳


川入から長坂のブナ林を登ります。



 
地蔵山の雪原を詰めると剣ヶ峰の岩尾根と三国小屋が一望できます。






鞍部への登山道は…

え・
カタクリとマンサクの花街道。

リーダー待って~ください!



 
剣ヶ峰は案外手ごわく迫ってきます。
岩場のそこかしこにヒメサユリの若苗、蕾を膨らませはじめたものもありますが開花はまだ少し先のようです。




初日は三国小屋に泊まります。大日岳が、西に大きく聳えて、あさってはあの頂に上ります。
明日上る飯豊本山が北に、種蒔山や一ノ王子の陰に隠れてぽつんと頭だけ出しています。




崩れ落ちた雪庇が連続する七森をアップダウン、種蒔山の北斜面に残る大雪原を爽快に闊歩して切合小屋へと下って行きます。




切合小屋からはまた雪原の登りで草履塚に出ると、大日岳の展望が冴えます。
行く手には姥権現、御秘所、御前坂と胸突き八丁が続きます。
飯豊山神社の境内に本山小屋が建ちミヤマキンバイが咲きこぼれていました。




先ほどからガスが上りはじめて、残念ながら飯豊本山山頂の展望はガスに巻かれてしまいました。
御西岳稜線の南を巻いている登山道は雪に埋もれていました。
ベンガラや赤布類のマーキングもなくガスは厄介でした。




無事御西小屋に着いたときは、ホッとしました。




三日目の行程は最長ルートなので小屋を4:50に出て空身で大日岳ピストンに向かいます。
天気が上々で雪原が朝日に光る神々しい景観に胸を打たれます。




磐梯山が雲海に頭をもたげて画龍点睛の観です。




山頂直下の急斜面は安全のためアイゼンをつけますが、絶不調でおまけにアイゼンを御西小屋に忘れてきた私でしたが、ノーアイゼンの緊張は吐き気もいつの間に吹き飛んでしまう醍醐味?でした。




大日岳山頂から未踏の烏帽子岳の稜線が延びてきている様子をつぶさに観察します。




さて大日岳を下山してもと来た道を三国小屋まで戻ります。
飯豊山まで戻ってきて、えぶり差岳方面を眺めて感慨に浸ります。




普段ピストンは好まないのですが、今日に限ってはピストン大歓迎、昨日ガスで見られなかった景色を堪能します。
不思議なくらい、目視できれば何でもないルートなのに昨日は緊張しました。




飯豊本山から眺めるダイクラ尾根は激しいアップダウンに喘ぎそうです。
昨年は予定を変更して回避したのは、7月になっても橋が架けられていなかったと聞けば、正解だったようです。




13:30三国小屋に戻りました。今山行2泊目の三国小屋の展望です。
中央左奥に飯豊山を覗きます。




剣ヶ峰の岩場を下って


美味しい岩清水、峰秀水を土産に汲んで!
 

無事、川入キャンプ場に下山しました。

飯豊は、 いいで~ ! その思い、確信しました。


06/07 大宮8:34(やまびこ127)=11:27山都駅(タクシー)=川入キャンプ場12:28
      …13:11下十五里…14:00上十五里…横峰14:55…15:55地蔵山16:03
      …鞍部16:20…16:58剣ヶ峰標識…17:20三国小屋

06/08 三国小屋6:08…6:57七森…7:31種蒔山…7:55切合小屋…9:10草履塚
      …9:28姥権現…9:35御秘所…10:45本山小屋10:55…11:24飯豊山…12:53御西小屋

06/09 御西小屋4:50…6:30大日岳山頂…7:46御西小屋8:10…9:40飯豊山
      …10:07本山小屋…10:20御秘所…11:23草履塚…11:40切合小屋…13:30三国小屋

06/10 三国小屋4:50…5:09剣ヶ峰標識…5:43鞍部…6:05峰秀水…7:08上十五里
      …7:14中十五里7:20…8:30川入キャンプ場9:30(タクシー)=10:16山都駅

2013-06-07~10 登山

百名山100/97座








2013年6月10日月曜日

丹沢 大倉尾根~表尾根~三ノ塔尾根~山スポボード

真中奥にに丹沢の盟主、蛭ヶ岳(大倉尾根から展望)
トレーニングに大倉尾根を上る。慣れた道なのにいつ上っても苦しい。
尊仏山荘の主・花立さんに、「ここ(大倉尾根)はきついわね」と話すと、シテヤッタリと云わんばかり。
「あははは、、、」と声を立てて笑う花立さん。
山荘自慢のコーヒーを注文して、握ってきたおむすびをほおばる。
20分ばかりゆっくりしてから、三ノ塔尾根を下山路に選択、塔ノ岳から東に進路をとる。



山はすっかり青葉の季節(表尾根)


おや!ブナの実がこんなに大きくなっている。今年は豊作のよう、熊さん喜ぶだろうなぁ。



今日は稜線にガスが吹き上げて展望は望めないけれど、涼やかで気持ちよく歩ける。
ガスが切れた時、オオタカが舞っているのに気が付く。(上部真中の茶色の点)




烏尾山に新しいトイレができていた。水洗式、水は沢から?



三ノ塔ではこのところ毎度ガスだけれど…今日もこの通り。




三ノ塔尾根は檜の植林地。あれ!このハイウエイはいつの間にできたのかしら?




そうだ、今日は仲間が山スポでクライミングをやっているはず、覗いてみましょう!



2013-06-05 登山