2016年7月17日日曜日

笠取山 多摩川源流

 
多摩川の最初の一滴を訪ねて笠取山に登ります。
笠取山の登山口、一之瀬高原へは自家用車でアプローチ。
道すがら笛吹市のフルーツラインの桃園で
桃を分けて貰いました。
 
2016年07月12日(火)

【山名】笠取山 標高1953m

【山域】奥秩父

【コースタイム】行程  (-電車、バス等  =車/タクシー  …歩行)

          6:10出発=9:28作場平口駐車場9:36…10:02中島川口登山口
               …10:22馬止4差路…11:28黒エンジュ11:30…笠取小屋分岐11:42
               …12:10水干分岐…12:18水干12:25…水干分岐12:32
               …将監峠分岐12:33…三角点峰12:51…13:00笠取山山頂13:30
               …13:58小さな分水嶺14:05…14:21笠取小屋14:45…水場14:48
               …一休坂15:23…15:55作場平16:10=20:00帰宅



      作場平口(下山口)
 
 
大菩薩ラインを経由して
一之瀬高原に入り、
下山口の作場平に駐車してから
登山口の中島川口へ
車道を戻ります。

         
      
         中島川口(登山口)


 
ここまで
巻き道を平坦に辿ります。
他に出会う人とてなく
静かな
のんびり
山歩きです。
                    




黒エンジュのポイントに到着です。
右へ辿った山ノ神土から
東西南北へ登山道が延びて、
北上すれば
まだ上ったことのない
和名倉山
に行けます。
 
 
 


 
素朴な森の佇まい
のんびりと
何処までも
歩いていたい!
 
 
 

この頂は?




 
沢を幾つもわたります。




 美しい自然に包まれて
ゆったりと流れる
「時」
 
贅沢です。
 
 
 
 
直進すれば笠取小屋へ、
われらは
水干尾根を経て
水干 1.0km
への道を
上ります。
 
 
 
 
多摩川源流域でとれたて桃を冷やします。
 
 
 
 
 

 
水干をピストンします。
 
水干(ミズヒ)とは、
山の斜面を詰め上る沢の水が、
涸れてなくなるところを
指す言葉とか。
 
笠取山の水干より
多摩川の最初の1滴が生まれて
水干沢となり
一之瀬川となり
丹波川となり
奥多摩湖に注いで多摩川となり
全長138Kを流れ下って東京湾に還ります。
 
 
 
 


 
笠取山の
自然がはぐくむ豊かな森
 
東京都水道局の水源涵養林
長きにわたって
大切に守ってきた
たまものです。
 
 
 
 


 
笠取山稜線は
シャクナゲが群生する岩尾根です。
 
 
 
 
 
三角点峰
 
 
 
笠取山から眺める大菩薩嶺は端正です。
惜しいかな霞んでいます。
 
お弁当をいただきます。
デザートはもも。
 


雁峠が見えます。
その先甲武信ヶ岳にも金峰山へも
縦走路が延びています



 
これからたどる南西の方角です。
ここの下りと言ったら、
転んだらあそこまで真っ逆さまに落ちていきそう、
怖い下りです。
 
 

えてしてそういう処に
きれいな花が咲いていたりします。
 
 
 

 
小さな分水嶺 に立ちます。
雨も落ちどころが肝心 ?
 
 




 
ここのどこに落ちようかしら 
埼玉、それとも山梨、はたまた東京 
 !
 
 
 
 
 そして私は?
作場平口へ
 
 
 

鹿が遊ぶ笠取小屋
 
 

小屋の水場
春にはクリンソウが咲くみたい。
 

竹の花
初めて写しました。
 
 
 
 

笠取山をぐるり周回。
 
笠取小屋から作場平までずっと沢沿いの道です。 
他にも整備の行き届いたルートがあり、
変化に富んだ山行きが楽しめます。
森林浴と沢沿いの道、
夏山には外せない笠取山です。
 
 
 
 
 
 

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