2016年7月10日日曜日

谷川岳


 ガス湧くオキノ耳

2016年07月02日(土)

【山名】谷川岳標高1977m

【山域】谷川連峰

【コースタイム】行程:駅より記入(ー電車、バス  =車/タクシー   …歩行)
              秦野駅6:30=秦野中井IC=(東名・圏央・関越)=水上IC=土合
              =谷川岳ロープウエイ駅10:24ー天神平駅10:35…11:38熊穴沢避難小屋12:00
              …13:25肩ノ小屋…13:36谷川岳…天神平-谷川岳ロープウエイ駅16:20



 
標高1320メートルの天神平駅までロープウエイで7分で上ってきました。
ここからは自分の足で田尻尾根につけられた巻道を穏やかに登って行きます。




三大急登のひとつ、西黒尾根が見えてきました。
モクモクとガスが生まれる谷川岳。
トマノ耳・オキノ耳はもっと奥の方にあるのでここからは眺められません。





木々の間にガスに煙る谷川岳を眺めて、ブナ林の中緩い勾配の巻道が続きます。
足元に黄色と白色のニガナやアカモノが咲いています。

食虫植物のモウセンゴケを目にします。
もう少しすると、可憐な白い花をつけて虫を呼び寄せます。


天神峠からの道を合わせて、やがて熊穴沢避難小屋につきます。
小屋のコンクリート土台に腰かけてお昼にします。
料理上手の仲間からあれこれと御馳走になって食べ過ぎました。



 

 
熊穴沢避難小屋から先、傾斜が増して岩場が現れます。
人気の山だけに登山者が多く、すれ違いに待ち時間が多くなります。
一部ロープや鎖が架けられていますが、距離は短いので高度感はありません。
滑らないよう足場を確かめて慎重に通過します。







岩場ののぼりが一段落すると辺り一面笹原の上りになります。
たたなづく山々の朧に見えて、梅雨空らしい展望が広がります。





まじかに迫るオジカ沢の頭から俎嵓へ続く俎嵓山稜。
身震いするほど美しく勇壮な俎嵓です。


ウズラバニガナ

イワシモツケ

イブキジャコウソウ

ウラジロヨウラク
オノエラン
 
天狗のたまり場から高山植物が目に見えて増えてきます。
ミヤマキンポウゲが咲き乱れる肩ノ小屋の広場で一服。
縦走路は左手の俎板嵓山稜にはなく、オジカ沢ノ頭から後方中央へ万太郎山へと延びています。

この登山者は西黒尾根を上って来たのか、あるいは下ろうと思案中なのでしょうか。
ヨツバシオガマの花畑を撮っていて、ふと気になりました。
私、西黒尾根をまだ上ったことないのです。






トマノ耳からの展望です。
新潟側にはガスが湧いて、群馬側はすっきり。
豪雪地帯の複雑な気象現象を目の当たりにします。


オキノ耳はながめただけでパス、猿ヶ京のキャン場に急ぎ下山します。



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