花冷えのきのう、丹沢は雪がぱらついたようです。
登山バスの車窓から山頂の辺りが白銀に静もる大山を望みます。
15名パーティでヤビツ峠から大山経由で不動尻へ、見頃のミツマタを訪ねます。
2016年03月25日
【山名】大山(おおやま)
【山域】東丹沢
【コースタイム】
秦野駅(バス)18:18=8:57ヤビツ峠9:20…9:43門戸口9:50…9:53ミツマタ群生地10:00
…10:22表尾根展望…10:3012号鉄塔…10:48春岳山山頂10:50…11:35大山鉄塔広場11:45
…北尾根脚立越え11:46…12:09大ノ沢右岸尾根(C.1100)…12:50大ノ沢・唐沢川出合の台地13:20
…唐沢川…13:43唐沢峠13:50…14:20不動尻…広沢寺温泉入口15:41バス=伊勢原駅
県道70号線、檜沢橋のミツマタ群落は7分咲きといったところです。
「ミツマタは香りがないのね」
「うう~ん、あまい香りがするはずよ」とはいったものの…確かに、
満開にならないと薫らないのかしら?
檜沢の中間尾根を春岳山に登ります。
表尾根の二ノ塔・三ノ塔の木々を装うのは霧氷でしょうか。
尾根を外れた斜面に立つ12号鉄塔。
1本とりたいと思いはじめた折よく、春岳山に到着します。
冬枯れの木立の間から丹沢主脈を眺めます。
大山を白銀に仕立てたのは、足元に散乱した霧氷ならぬ「雨氷」のようです。
卒業記念に大山登山
はからずも遭遇した雨氷ロード 。
大山に満開の薄墨桜を散らしたかのようです。
無線中継所の脇を抜けて鹿柵をアルミの脚立で越えて北尾根に入ります。
北尾根の途中から北東に落ちる大ノ沢右岸尾根を下ります。
踏跡は尾根上に忠実につけられ、所々細い部分はありますが、
崩れたり荒れたりした個所もなく、藪もない歩きやすい尾根です。
アセビのトンネルを抜け尾根の分岐を左に、三峰を右手正面に見ながら下ります。
大ノ沢の瀬音が聞こえるようになると傾斜が増して、目の前に樅の巨木が現れます。
急傾斜の広尾根をしばしバランスを取りながら下ると大ノ沢と唐沢川の出合近く、段丘のような小広い尾根末端に降り立ちました。
ここで遅い昼食休憩をたっぷりとります。
大ノ沢には水流がありますが、唐沢川は伏流しているようで川床は乾いています。
唐沢川を上流に堰堤を3つ越えて、南大山沢と石尊沢の出合から仕事道を唐沢峠の東屋に辿ります。
東屋から眺める大山の無線中継所です。
雨氷のおかげで写真を撮る気になりました。
峠を下って30分、不動尻のミツマタ群生地です。
ヤビツ峠より標高が低いのでミツマタの開花もほぼ満開です。
爽やかな甘い香りがします。
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