2016年3月20日日曜日

大山に白滝を訪ねる。

2016年03月17日

【山名】大山

【山域】東丹沢

【コースタイム】
  二ノ足林道ゲート前駐車9:00…不動尻林道終点9:30
 …9:37不動の滝9:40…左岸尾根を高巻10:18…10:19白滝前衛の滝
 …11:38赤茶滝…11:50白滝落口12:00…12:20涸棚
 …12:40尾根取付き…13:13作業経路…13:20唐沢峠東屋
 …14:01梅ノ木尾根へ(枝尾根に迷う)…14:55正規ルートに復帰~P778
 …大沢分岐15:24弁天御髪尾根へ…すりばち広場15:33
 …見晴広場15:52…16:40二ノ足林道ゲート




白滝は幻の滝とありました。
不思議に、幻がつくと一度湧いた興味はつのります。



二ノ足林道四ノ橋から不動尻の沢の左岸の踏み跡を辿ります。
堰堤を四つ越えると、右手に落差6mの不動の滝が現れます。
幻の白滝は不動の滝の上流、右俣にあります。
登山靴なので濡れるのを嫌って、不動の滝は右岸から巻いて左岸に徒渉します。



高巻の途中から見下ろす大滑滝

2俣の右奥に、白く輝く滝の飛沫が見えたので近づくと、
見上げる視界からは、右に曲がって続く滝の全容は掴めませんが、大滑滝です。
落差は15mかそれよりも長いかもしれません。
沢装備なしでは高巻くしかありませんが、付近の傾斜はため息が出るようです。
それでも何とか左岸が這い登れそうで果敢に直登に挑みます。
すると前方にトラバースのトラロープが見えるではありませんか。
もっと手前で高巻いてきた様です。
しかしこのトラバースはデンジャラス、もしかしたら直登より恐いかもです。



右俣の白滝沢の左岸に着地すると、2条前衛滝の上方に幻の白滝がチラッ!
ところであそこへ行くには?



先行の二人が垂崖の左岸から流倒木を利用して右岸に渡って行きます。
右岸尾根を高巻くと解釈した後行の二人は、上流の沢床がブラインドの位置から
構わず右岸尾根に取り付くのですが…。



不安定な急傾斜の尾根は浮石も多く、神経を使います。
最後尾の私の足元を落石が襲います。
私はヘルメットをかぶっていますが仲間はノーヘルです。
尾根の高さの半分から下方を見ると、緩傾斜のバンドが沢に並行して走っています。
バンドが幾分ハングした位置取りの為にいまいる処からは沢床の様子はつかめないので一抹の不安はありますが…使えそうです。



バンドからは安全を期して懸垂下降します。
1回目の懸垂下降で沢床の様子が見えて来ました。
前衛の6m滝を越えるには丸太の長い流倒木から数えて3つ目の滝壺近くまで張り出した流倒木の左脇を抜けていけるようです。

2回目の懸垂下降で、流倒木と土砂と腐葉土のグズグズの右岸のり地に立つと、
枯葉に紛れたトラロープが見つかりました。
 
 
 
  
 



前衛の6m滝にはかすかな虹がかかっていました。
左横から滝の表情をスナップします。




どなたが付けてくださったのか、有難いトラロープの助けを借りて幻の白滝に対面することができました。
白滝の落差はどれくらいあるのでしょ。
仰ぎ見ると、上部で傾斜が中だるみして盲点部分もありそうです。
20mは確実にありそうです。




白滝の落ち口に向かうと、白滝と隣り合う湧水の滝に出会います。
陽の光を浴びて赤味を帯びた岩肌を伝い落ちる情景に心奪われます。
この上に沢はなく白滝の右岸尾根から突如噴き出しているようで落差は20m以上はありそうです。
滝を見ると落ち口を見てみたいと思うのが私の常です。
フリクションが利きそうだしとやる気満々でしたが、仲間が心配するので自重します。



白滝沢は左から出会うゴルジュを持つ沢を過ぎると水流がなくなりました。
私たちは眼の前の緑の苔をまとった涸棚に直進します。
涸棚からしばらくすると沢は源頭の様相になります。

私は涸棚を上るとそのまま左の尾根へ詰めたのですが、
 想像にを越える傾斜でてこずりました。
 ここは沢筋が尾根に取り付きやすい高さになるまで涸沢を詰める方が楽です。




 尾根を忠実に高みを目指すと不動尻からの作業経路に合流します。





そして唐沢峠で大山の一般登山道に合流します。
下山は歩き足りない仲間が推奨の、梅ノ木尾根と弁天御髪尾根です。
途中不注意で枝尾根に入ってしまいましたが、直に気が付いて事なきを得ました。
下山を長く感じるのも私の常ですが、やっぱり長かった。






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