2013年10月4日金曜日

南アルプス 茶臼岳(標高2604m) 3


5時48分富士山の肩から御来光が射しました。

茶臼岳に向かいます。



西に浮かぶ中央アルプス・御嶽山・恵那山はまだ夜明けの色に沈んでいます。


茶臼岳の西空に優しい桃色の雲が浮かんでいます。今日も天気は大丈夫晴れてくれそうです。


中央稜線上の丸いピークが信濃俣のよう
 
茶臼岳山頂からは光岳や大無間山がすっきり展望できました。


聖岳と兎岳の間にのぞく尖峰は中盛丸山のようです。



上河内岳や聖岳の見事な展望!
立ち止まって写真に収めては立ち止まり、また来たいなぁと思いました。



お世話になった茶臼小屋に7:25に暇乞いです。
上りに比べると下りはいくらか早いのですが、それでもやっぱり難渋しました。



コウシンヤマハッカ:シソ科、カメバヒキオコシの変種で甲信地方に多いのでこの名が付いたとあります。
優しい花色にホッとします。

ヤクシソウ:キク科オニタビラコ属:薬師堂の近くで見つかったからなど名前の由来は諸説あるようです。
花のない時期、こんなところにいうような荒れた場所で見かけることが多く、何とも愛おしくなる花です。

 

ウソッコ沢小屋でちょっと長休み、だいぶ元気になりました。



ウソッコ沢小屋から4つ吊橋を渡ります。これが上河内沢に架かる最後(最初)の吊橋だったとおもいます。



大岩の根方から湧き出す美味しい石清水、このルートは水の心配がないので大助かりです。


上河内沢を離れると峠への登りです。
峠に着くと、どちらからともなく「ヤレヤレ」とつぶやきました。
ねぎらいと感動、さぁ、もう少しだけ頑張りましょう!

大吊橋は風が吹いて落ち着けなかったのですが、無事に渡り終えました。
ゲートまで40分の林道歩きは、木陰を拾いながら、吹いてくれる風がいい塩梅でした。




28日に前泊した(1泊朝夕食付き¥6800)赤石温泉、白樺荘でお風呂につかり、
山の疲れを洗い流しました。

厳しいルートでしたが、体力付けてまた上りに来ようかなぁと思えるルートでした。
茶臼岳から上河内岳の稜線は展望雄大、亀甲状土や二重山稜など地形も多彩で興味深かったです。
満足の稜線漫歩が楽しめました。

茶臼小屋5:30…5:58茶臼岳山頂6:10…分岐6:37…茶臼小屋7:25…7:49樺段7:55
…水飲場8:07…9:00横窪沢小屋9:05…横窪峠9:14…標高1300m標識9:54
…10:25ウソッコ沢小屋10:42…石清水10:54…11:18上河内沢最後(最初)の吊橋
…12:22畑薙大吊橋…沼平ゲート駐車場13:20=白樺荘(入浴)=自宅19:30

2013-09-30

三百名山100/40座

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