2013年7月17日水曜日

早池峰山(標高1971m)鶏頭山(標高1445m) 縦走

東法田山愛好会公募の神室山縦走が大雨警報で中止になり、かわりに早池峰山に登りました。
ここ一週間東北地方に居座り続けている梅雨前線の為、縦走路は長靴が必要なほどぬかるんでいました。
その反面花たちは瑞々しく咲き誇っていました。


河原の坊登山口からコメガモリ沢のルートに入ります。
時折小雨降る空模様でしたが途切れない登山者はさすが人気の早池峰山です。


山名や花の山からイメージする優しさとは裏腹に登山道は岩場が連続する男性的な山です。




その岩の間やザレ場に梅雨の雫をまとった高山植物が可憐に顔をのぞかせます。


 
ハヤチネウスユキソウはハイシーズンを迎えていました。


早池峰山は一等三角点の山です。早池峰神社の祠と岩頭には刀剣があまた奉納されています。


山頂に暫し寛いだ後は縦走路を中岳へと進みます。
蛇紋岩は濡れると滑りやすく不安定な足元が気苦労です。


マルバシモツケ



カトウハコベ


コバノツメクサ
ヨツバシオガマ

ナンブトラノオ

チシマゼキショウ


ミヤマアズマギク、ミヤマオダマキなど蛇紋岩ならではの鮮やかな彩づきに足が止まってしまいます。
ムシトリスミレやチシマフーロ、ハクサンシャクナゲ、イソツツジに混じって
ミヤマアケボノソウの蕾が沢山ありました。





岩とハイマツ、キャラ、コメツガが織りなす造景は日本庭園を行くようです。

そこを過ぎるとぶすぶすと泥にはまる登山道が続くかと思えば岩稜を行くといった具合に中岳(標高1679m)、鶏頭山(標高1445m)と辿る登山道は時間がかかりました。





15:00少し前に岳の集落に下山すると早速、小川で泥だらけの靴を洗いすっきりします。
その後お風呂にも入れてもらってさっぱりすることができました。
新花巻駅まで送ってもらって23時過ぎには自宅に帰ることができました。

6月に引き続いて7月も東法田山愛好会の皆さんにお世話になりました。
素晴らしい神室山の展望が望める日まで神室山に通うことになるでしょう!


早池峰山登山道5:40…渡渉点6:00…8:50早池峰山山頂…10:40中岳山頂…13:32鶏頭山
…13:35ニセ鶏頭山…15:00岳集落


2013-07-14 登山

百名山100/98座




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