大山阿夫利神社の下社への参詣道、蓑毛越からスタートです。
昔から大山は雨降山(あぶり山)ともよばれて農民の間で雨乞いや五穀豊穣の信仰の山でした。
江戸時代には大山講が組織され富士講と合わせて詣でられ関東各地から大山詣での参詣道があったようです。
蓑毛越は神奈川県秦野市から蓑毛を越えていく裏参道です。
昭和10~20年代にかけては買い物等の生活道路としての往来も行われていたようです。
現在は関東ふれあいの道の一部として整備されています。
お地蔵様を分岐に東南の尾根に入ると間もなくエボシ山(653m)に出ました。
エボシ山からは踏み跡のしっかりついた南の尾根から日向林道に降り立って林道終点まで舗装道路を歩きました。
大雷神は日向林道の終点から右に入って一旦鞍部に下った目の前の狭い高みに鎮座されていました。
事前にどんなところかとネットを検索したところ丹沢のバリルートを極めている人達の記録がたくさん出てきて、そのありかが謎だった時期もあったようです。
歌人大町桂月も訪れているとか、知る人ぞ知るひそやかな聖地だったようで、連れらて訪れるのは心得違いだったのかもしれない。せめてお詫びのしるしにお賽銭を供えましょう。
参詣を終え林道を尾根下降地点まで戻って、大山小学校裏山の大山桜巨木3本までリーダー開設のバリエーションで下りました。(nabesan special route)
ことしの異常に早い桜開花は大山桜も例外ではなく’花一つだになきぞ悲しき’でしたが、来年の楽しみができました。
2013-04-14 ハイキング
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