2013年4月17日水曜日

八重桜咲くころ 


私の住んでいる地域では古くから「桜の花の塩漬け」がつくられてきました。
4月の中旬頃から各農家の2500本の八重桜の摘み取り作業(生産量日本一)が始まります。
観光にも一役買って、「八重桜の里」と銘打って、植栽地を開放しています。

野辺もまた野草木に賑わいのころを迎えていました。

五葉アケビ

ツクバネウツギ
 
菊桃の幹に生まれた3輪の菊桃

キランソウ(地獄の釡の蓋)
 



オドリコソウの在来種ですが、最近は外来種に押され気味です。


外来種のヒメオドリコソウ(上2枚)とツルオドリコソウ
今年初めて見た黄花のツルオドリコソウは蔓を伸ばして繁殖します。
在来種の脅威にならなければと心配です。




ムラサキケマンは別名ヤブケマンとも呼ばれます。



これも外来種?
いえいえ大丈夫、こちらはムラサキケマンが変異したユキヤブケマン。
雪のように白いから雪と藪でユキヤブケマンだそうです。
 



こちらもムラサキケマンの変異 シロヤブケマン。


キケマン 





カテンソウの雄花です。雄花は花柄を伸ばして開きますが、その時花粉をホワッと飛ばします。
今か今かと待っているのはもどかしいのですが…楽しいですね。
雌雄同株の雌花は葉と茎に挟まれて小さくて地味で絵になりません。




スズメノヤリです。




なんで槍なの?と思ったら、槍は槍でも大名行列の先頭を行く「毛槍」のことだそうです。
小さいので雀なのだそうです。



こちらは花が終わって実になったスズメノヤリです。(さく果)


 

2013-04-15撮影



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