【山名】丹沢三峰東峰(本間ノ頭・標高1348m)
栂立尾根は清川村と相模原市の境界線、本間の頭から起って北東に延び、宮ヶ瀬湖に落ちています。
【山域】東丹沢
【コースタイム】本厚木駅(バス)6:55=7:53宮ヶ瀬BS…8:08早戸川林道…8:44金沢橋・登山口8:56
…9:33ぬた場…9:38鉄塔9:42…タロベエ峰(532m)9:44…9:48脚立越え10:03
…10:32六百沢ノ頭(732m)10:40…急登…10:59栂立ノ頭(つがだちのあたま849m)11:07
…11:09痩尾根…11:30広尾根の上り…11:40昼食(標高1030m)12:14…P1043m
…12:28鐘沢ノ頭(1108m)…12:59本間ノ頭北西尾根分岐…13:13本間ノ頭(1348m)13:25
…丹沢三峰縦走ルート…14:32金冷シ…金冷シ指導標14:39…14:53高畑山のぼり口
…御殿森ノ頭通過15:27…山の祠15:5…16:15三叉路BS…16:51宮の平BS=本厚木駅
金沢橋の光景。
宮ヶ瀬バス停から早川林道を40分の金沢橋では、きょうも釣り糸を垂れる人に出会いました。
金沢橋のたもと、栂立尾根の取り付きです。
すず竹を掴んで登る急傾斜もしばらくの辛抱で、すぐに穏やかになります。
タロベエ峰手前の新多摩線32号鉄塔広場から宮ヶ瀬湖方面を展望します。
タロベエ峰は植林地の中の狭いピークです。
初めて見る手製の山頂標が下っていました。
タロベエ峰直下で鹿柵を脚立で越えます。
もう一度脚立を越えて、小広いアブラチャンの斜面を上って六百沢ノ頭に到着です。
きょう一番の急登は栂立ノ頭の手前。
名前の通り栂の木が多いピークです。
栂立ノ頭からゆるく下って、上り返して行くこの辺りは、雑木の森に苔の痩尾根や岩の多い痩尾根、尾根の合流など変化に富んで楽しめました。
樹間に見え隠れする虹の大橋
標高950mから広いブナ林になります。
ガスが出ると方角が判らなくなりそうです。
1043mピークの肩、標高1030mの倒木のベンチで長休みです。
穏やかな春の日、小鳥のさえずりを聴きながら山に在る幸せをかみしめます。
まだ雪の残るピークが望めます。
蛭ヶ岳かな!そう思ってみると、ポコンと山小屋らしい出っ張りがが見えます。
1043ピークで勘違い、この標識が見当たらないと探し回りました。
鐘沢ノ頭はも一つ先のピークでした。
鐘沢ノ頭を過ぎるとしばらくの間心地いい空間が待っていました。
アセビも多くなりますが、ことしは花つきが悪いのでしょうか、パラパラとしか咲いていません。
本間橋に下る本間の頭北西尾根の分岐、割れた指導標が置かれて、栂立尾根側にはロープが
張ってあります。
崩壊気味の痩尾根を進んだ先で尾根は広く穏やかになって馬酔木のトンネルをくぐります。
左右に尾根が出てきて小さな二重尾根の間を穏やかに登ります。
左の尾根に取り付いてから暫しの急登で、きょうのピーク本間ノ頭に上りつきました。
小腹休憩の間に、塔ノ岳から縦走してきた単独の登山者が二人、丹沢三峰縦走コースを下って行きました。
私達もここからは同じ一般道で宮ヶ瀬三叉路に下山します。
上ってきた栂立尾根を左手に望む下山路です。
金冷シから望む宮ヶ瀬湖
天気予報通り、松小屋ノ頭を過ぎると雨が落ちて雷もとどろきだしました。
そのうち雨雲は通り過ぎ太陽が再び顔をのぞかせると、宮ヶ瀬湖の上に虹が湧きました。
いま山の賑わいの主役、ダンコウバイ。
同じころに咲くアブラチャンと見分けがつき難いのですが、枝に直接花をつけるダンコウバイ
に対して、アブラチャンは枝と花を結ぶ柄があることで見分けます。
いよいよ菫の季節です。
三叉路バス停の土手に西陽を受けて咲いていました。
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