2014年5月17日土曜日

焼岩 (西上州)

【出だしの急登、ルンゼに岩稜のアップダウン、地図読み、ひとつばなの癒しと静寂の山稜】
 山のエキスがいっぱい詰め込まれた魅力のお山でした。
 
また行きますか?
もちろん!と即答したいけれど…。



国道299号線から野栗沢を経て、最奥にある集落奥名郷で、
林道奥名郷線に入り、太尾トンネル先の登山口から上ります。

鼻突く急登の後、風薫る快適な尾根に乗りました。

大山が正面にみえる。
写真中央部の白く映った部分に断崖が、目をくぎ付けにする迫力です。

尾根からいったんルンゼに下降して、大岩を右から巻きます。
巻きの途中で、大岩を載せる尾根へのルートを見送ります。

岩肌にペンキの→でバンドに下降
 
再びルンゼに入り、チョックストーンでロープを出します。
ここはチムニーのぼり、岩が脆く、落石注意。

上の写真の地点からルンゼの入口を振り返る。
このルンゼでいいのか逡巡するが、決行します。

大岩の尾根に合流して、ルート選択は正解だった様です。

尾根は爛漫のひとつばな(赤ヤシオツツジ)

焼岩山頂。
焼岩の肩に降りる巻道を見つけられなくてロープで下降すると、
左手にいやらしげなトラバースの踏跡がありました。

トラロープのある個所。

なまじ危険なクライムダウンをするより懸垂下降の方が安全と判断、
折角持ってきたロープだし、今回は積極的に使いました。

 焼岩の稜線ピークから右大山と左倉門山を望みます。

県境尾根(群馬県西上州と埼玉県北西最深部)に乗って振り返る焼岩稜線。

県境尾根のアカヤシオ(ひとつばな)

大山の鞍部
県境尾根を離れ、下るとすぐにこの標識に出会うが、大山山頂と大山北尾根を回避。

一般登山道を下る。沢に入ると雪が残っていました。

天丸橋の登山口に掲示されている標識
仲間に車を登山口から回送して貰っていたので、3キロの林道歩きが免除です。
Oさんありがとうございます。

赤い破線が今回辿ったルート。

野栗沢キャンプ場6:10=7:00太尾トンネル先登山口7:40…8:15尾根に乗る8:25
…8:42左に大岩,正面に大山を展望8:47…ルンゼに下降、大岩を巻く…8:53バンドに下降…9:03ルンゼの登り(ロープ)…10:10尾根に合流…10:55焼岩山頂11:04…焼岩ピークの下降(ロープ)…懸垂終了12:43…14:00県境尾根…15:08県境尾根・天丸山分岐15:43…15:44大山鞍部…16:27沢を下る…17:00天丸橋駐車場下山

2014-05-14 登山






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