富士五湖西湖の北岸に
標高1736mの節刀ヶ岳・毛無山1500m・十二ヶ岳1683m・金山1686mの四座を訪ねました。
十二ヶ岳のスリリングな登山道が人気です。
昨夜は文化洞トンネル脇の駐車場でテント泊しました。
知る人ぞ知る花の山、
花散策タイムをたっぷりとりたいので、夜行日帰りのスケジュールになりました。
澄み渡る空、朝の冷気に美しいさえずりが響きます。
新緑の梢の先端に、光沢のある青い羽根が美しいオオルリを見つけました。
毛無山へ、上りはじめてすぐにイカリソウに出会います。
そして珍しい一株のユウシュンランとアケボノスミレに出会いました。
当たり年かしらん、次から次とたくさんのアケボノスミレです。
ミツバツツジの咲く木の間越しに奥河口湖が望めます。
優美な銀嶺、富士山が真後ろに大きく迫ります。
毛無山山頂は富士に桜、日本美の象徴がそろい踏みです。
毛無山からは一ヶ岳、二ヶ岳と順に十二ヶ岳まで痩せた稜線をたどります。
お目当ての、岩場に咲くシナノコザクラが可憐です。
折り込み済みとはいえ、撮影タイムでしばしば停滞してしまうのが花の山の難点です。
通常1時間30分の毛無山まで
2時間30分かかりました。
十一ヶ岳の鞍部に下ると
ゆらゆらと揺れる吊り橋。
続いて十二ヶ岳山頂への上り、核心部は心して、停滞せずに慎重に楽しみます。
人気の十二ヶ岳山頂はたくさんの登山者でにぎわっていました。
富士五湖(西湖)を抱く富士山が圧巻です。
めっきり登山者が少なくなった縦走路を節刀ヶ岳までピストンします。
途中の小岩峰でくつろぐ仲間、足元は切れ落ちています。 |
金山の領域に入ると山容が変わって、安全な稜線をのんびり歩きで節刀ヶ岳に向かいます。
雲を払って再び端正な姿に戻った富士山。
眺めていると、日本の山河の素晴らしさを改めて実感します。
傷ついた山河が一日も早く復興なりますよう・・・祈ります。
ヒゲネワチガイソウ |
ヒトリシズカ |
帰りも撮影停滞しながら・・。
双耳峰の十二ヶ岳に戻って、桑留尾(くわるび)尾根を文化洞トンネルへ下山しました。
毛無山・十二ヶ岳登山口6:10…8:40毛無山8:45…11:12十二ヶ岳11:57
【一ヶ岳~二ヶ岳~三ヶ岳~四ヶ岳~五ヶ岳~六ヶ岳~七ヶ岳~八ヶ岳~九ヶ岳~十ヶ岳~十一ヶ岳~十二ヶ岳】
…金山12:54…13:11節刀ヶ岳…金山13:33…十二ヶ岳桑留尾(くわるび)尾根下山14:27
…17:00文化洞トンネル下山
2014-05‐04 登山
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