9:00からピッカピッカの晴天になるはずだったのに、御坂トンネルを越えると、どんよりと曇った空から雨粒が落ちてきて、登山口では霙に変わった。
雨のこころづもりが全くない私達のテンションは急降下。
大菩薩峠から丸川峠周回コースの予定を唐松尾根ピストンに切り替えた。
期待した雪も少なく気落ちしたままうつむいて歩くが、カッパがどうにも暑い。
9:30第一展望台で衣服調整、霙は小止みになってきている。
9:30第一展望台で衣服調整、霙は小止みになってきている。
第二展望台辺りから昨夜降ったらしい新雪が表れ始めてだんだん楽しくなってきた。ロッジ長兵衛から福ちゃん荘までは起伏が少ない唐松の樹林帯、霙も止み新雪を踏んで気分も高揚、おしゃべりに花が咲く。
Mさんは40年ぶりの大菩薩嶺とか、格別な思いでしょうね。
Bさんと私は、お互い共すぐ近くまでは入っているのに頂を踏むのは初めて。
福ちゃん荘の手前でトレースの主、大荷物の若者集団に追いついた。
彼と彼女達は福ちゃん荘でキャンプの様子。
一服していると若者が追いついてきて唐松尾根にトレースをつけて行った。
彼の歩幅は広く、時々足を足さなければならなかった。
P 1811の80メートル手前からふんわり雪の下はクラストしていて滑りやすい。
TさんはMさんに借りた縄を靴底に巻いて快適の様子。
雷岩がまじかになると風もでてきて、雪に隠された露岩の登山道にてこずる。
周りの景色は素晴らしいの一言。針葉樹のモンスターが装いを凝らして迎えてくれた。
くだんの若者と山頂下で行き交い山頂はすぐそこと教えられる。
山頂に一人登山者がいた。登山口で見かけたご婦人で、丸川峠経由で登ってこられたとか。山慣れた印象を受けた。
地味な角杭の山頂標識が落ち着く。周りを樹林で囲まれていて展望は望めそうにない。
さらに一人丸川峠ルートから登ってきた。
さらに一人丸川峠ルートから登ってきた。
雨が上がったので予定の丸川峠ルートで下山開始。
唐松尾根より積雪が多いと喜んでいる場合ではなかった。雪の下に高速レーンが仕込まれていてノーアイゼンのNさんが先頭を行くTさんに「ペースが早い」とクレーム。
丸川荘でコーヒーブレイク。
小屋のあるじに大ブナや臼の材料になる常陸宮様のおしるしミズメの木をぜひ見ていってと教えて貰う。
ところが「あれかな?これかな?」と「これだ」といえるものが見つけられなくて宿題!
今度は花の季節に訪れたいな。
自宅6:00…246…東富士自動車道…一葉ライン…登山口8:30…1p9:30山頂11:00…登山口下山16:00
2009-02-28 登山
百名山100/51座
百名山100/51座
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