鹿児島出身の先生は、以前から開聞岳に上ってみたいと思われていたそうで、標高差800㍍に70歳での挑戦です。
前日の夜は宮崎県都城市の先生の家に泊めて貰い、翌朝同級生のKさんが車で迎えに来てくれました。薩摩半島の開聞山麓ふれあい公園登山口に向かいます。
草スキー場の脇を抜けて10分ほど歩くと登山道入口の2合目に到着です。
ここからは針葉樹に覆われ昼なお暗い趣の火山岩の砂礫の登山道です。
時々こぶし大の石に乗り上げたりして決して歩きやすい道ではありませんが、整備はよくされています。
3合目4合目5合目と進むうちに次第に傾斜がついてきて、段差を跨いだり木の階段で越えたりしていきます。
展望は、冬なのにまるで春霞のように霞んで、5合目の広場からは青い海と長崎鼻が望まれるはずなのですが生憎でした。
6合目からはますます石が大きくなって木の階段を登る場面が多くなります。
7合目からは潅木帯のゴロゴロとした岩の上を渡るように歩いていきます。
左側に海を見ながら、この登山道はカタツムリのようにらせんを巻きながら登る珍しいものだそうです。
北の登山口から上り始めて7合目で東、9合目で南を向きます。
山頂に近づくに連れ傾斜が増して山頂直下では長い梯子も現れます。秀麗な山にして厳しい登山道を先生は健闘され、一緒に山頂を踏むことができました。
開聞岳は忘れることのできない特別な山になりました。
2009-01-09 登山
百名山100/42座
百名山100/42座
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