赤木山というと古いところで国定忠治の「赤木の山も今宵限り…」がすぐに頭に浮かぶのですが、
山のイメージと言ったら?!
赤城山は一つの山の呼称ではなく、黒檜山1828m、駒ヶ岳1685m、長七郎山1579m、地蔵岳1674m、荒山1571m、鍋割山1332m、鈴が岳1565mなどの外輪山の総称なのだそうです。
赤城山、妙義山、榛名山の三山を合わせて上毛三山と呼び特に親しまれているそうです。
外輪山に囲まれた火口原にはカルデラ湖の大沼・火口湖の小沼・ミニ尾瀬と呼ばれることもある覚満淵の三つの湖があり、
一方外輪山の裾野は標高800mまでたおやかな高原台地が広がり、風光明媚な観光地として四季を通じた行楽が楽しめるようです。
登山コースは短時間で歩ける手頃なルートが多く、冬の間もたくさんの人に上られています。
私たちが訪れた11月には珍しく、2日前に30センチの雪が降ったので赤城山ビジターセンターへはタイヤチェーンをつけて上りました。
黒檜山登山口から山頂までは急登でアイゼンとピッケルを装備してクラスとした残雪を歩きました。無風快晴の小春日和に360度の見はるかす峰々、富士山・谷川岳・日光白根山・武尊山・皇海山・燧ケ岳・八ヶ岳・南アルプスなど青空に映えて幸運でした。
帰路は山頂から左に進んで大沼小沼や浅間山の展望の良い御黒檜大神ピークを経て駒ケ岳への周回ルートで変化を楽しみました。
道すがら山への熱い思いを話してくれた同行者。
労山の講習会に参加したり、読図の勉強を始めたり、積極的な取組みは心強く、私にも刺激になります。
若い仲間に助けられて私ももう少し山を楽しみたい!
思いを新たにした山行でした。
11/24愛甲石田駅=相模湖IC=八王子=あきる野=前橋IC=赤城山ビジターセンター(テント泊)
11/25 8:25…8:40猫岩…10:00山頂10:25→11:00駒ケ岳…12:00駒ケ岳登山口
=3:00富士見村温泉=19;40自宅
2007-11-24~25 登山
百名山100/41 座
2011年11月30日水曜日
2011年11月29日火曜日
西上州 高岩 (標高1021㍍)
上信越道・碓井軽井沢IC近く、高岩トンネルが貫通する高岩。
高速道路から屹立する山容が目を惹く。
30mチムニーを鎖で上り雄岳山頂へ。
山々を縫って走る高速道路がディオラマのように映る。
2011-11-28登山
高速道路から屹立する山容が目を惹く。
麓の民家の裏山より望む高岩
山々を縫って走る高速道路がディオラマのように映る。
雌岳の岩穴から浅間山が覗ける。
表妙義 筆頭岩
表妙義の桜の里から
整った三角錐の岩峰が望める。
道路際にそそり立つので
落石を起こさないよう注意を払う。
ひとたび山頂に立てば、
鋭角な頂稜の妙義山に
まずドッキリする。
テーブルマウンテンの荒船山、
浅間山に白根山・皇海山など、
展望を楽しむ。
おむすびが美味しい。
2011-11-27登山
2011年11月25日金曜日
≪ 初めてのビバーク≫南アルプス 鋸岳
日向山
甲斐駒の手前北北東に延びる尾根がビバークの八丁尾根
大ギャップを越えると鹿窓が現れる。
鋸岳(第1高点)に人影。
鋸岳山頂 この瞬間がいい!
角兵衛沢のガラ場を下る。
日向山で1泊、日向尾根・大岩山・八丁尾根・烏帽子岳・三ツ頭を
経て甲斐駒ケ岳石室に2泊目、
翌日鋸岳に登る計画。
大岩山を懸垂下降した辺りまでは順調に進んでいたが、
次第に藪が濃くなるとともに疲れから歩みがのろくなった。
それでも石室まではいけると思っていた。
烏帽子岳取りつきにある岩場にルートを探し出せずに右往左往。
ビバークを決断する。
翌日高巻して岩を迂回、甲斐駒ケ岳石室に着いたものの、
いまだにこの部分は合点がいかない。
いずれ確かめなければならない。
石室で時間切れとなりひとまず下山。
翌週出直して鋸岳山頂を踏む。
標高順位 94位鋸岳2685m
二百名山 100/39座
2010・09・19登頂
2011年11月23日水曜日
南アルプス 黒法師岳
2011年11月22日火曜日
2011年11月21日月曜日
南木曽岳(長野)
2011年11月18日金曜日
滑の沢旅
笛吹川東沢 釜ノ沢(奥秩父)
幾つか行ってみたい沢があった。
此の沢もその一つ。
千畳の滑と呼ばれる一枚岩の流れ。
甲武信岳小屋の水場に詰め上げる。
2011-06-04 遡上
秋田・森吉山桃洞ノ滝
地元の人は一目置いて「オオオンナ」と呼んでいるそうです。
2011-09-25 遡上
2011年11月17日木曜日
大菩薩嶺(標高2057m)
9:00からピッカピッカの晴天になるはずだったのに、御坂トンネルを越えると、どんよりと曇った空から雨粒が落ちてきて、登山口では霙に変わった。
雨のこころづもりが全くない私達のテンションは急降下。
大菩薩峠から丸川峠周回コースの予定を唐松尾根ピストンに切り替えた。
期待した雪も少なく気落ちしたままうつむいて歩くが、カッパがどうにも暑い。
9:30第一展望台で衣服調整、霙は小止みになってきている。
9:30第一展望台で衣服調整、霙は小止みになってきている。
第二展望台辺りから昨夜降ったらしい新雪が表れ始めてだんだん楽しくなってきた。ロッジ長兵衛から福ちゃん荘までは起伏が少ない唐松の樹林帯、霙も止み新雪を踏んで気分も高揚、おしゃべりに花が咲く。
Mさんは40年ぶりの大菩薩嶺とか、格別な思いでしょうね。
Bさんと私は、お互い共すぐ近くまでは入っているのに頂を踏むのは初めて。
福ちゃん荘の手前でトレースの主、大荷物の若者集団に追いついた。
彼と彼女達は福ちゃん荘でキャンプの様子。
一服していると若者が追いついてきて唐松尾根にトレースをつけて行った。
彼の歩幅は広く、時々足を足さなければならなかった。
P 1811の80メートル手前からふんわり雪の下はクラストしていて滑りやすい。
TさんはMさんに借りた縄を靴底に巻いて快適の様子。
雷岩がまじかになると風もでてきて、雪に隠された露岩の登山道にてこずる。
周りの景色は素晴らしいの一言。針葉樹のモンスターが装いを凝らして迎えてくれた。
くだんの若者と山頂下で行き交い山頂はすぐそこと教えられる。
山頂に一人登山者がいた。登山口で見かけたご婦人で、丸川峠経由で登ってこられたとか。山慣れた印象を受けた。
地味な角杭の山頂標識が落ち着く。周りを樹林で囲まれていて展望は望めそうにない。
さらに一人丸川峠ルートから登ってきた。
さらに一人丸川峠ルートから登ってきた。
雨が上がったので予定の丸川峠ルートで下山開始。
唐松尾根より積雪が多いと喜んでいる場合ではなかった。雪の下に高速レーンが仕込まれていてノーアイゼンのNさんが先頭を行くTさんに「ペースが早い」とクレーム。
丸川荘でコーヒーブレイク。
小屋のあるじに大ブナや臼の材料になる常陸宮様のおしるしミズメの木をぜひ見ていってと教えて貰う。
ところが「あれかな?これかな?」と「これだ」といえるものが見つけられなくて宿題!
今度は花の季節に訪れたいな。
自宅6:00…246…東富士自動車道…一葉ライン…登山口8:30…1p9:30山頂11:00…登山口下山16:00
2009-02-28 登山
百名山100/51座
百名山100/51座
2011年11月15日火曜日
恵那山(標高2191m) 中央アルプス最南端の山
美濃の最高峰標高2191mの恵那山に登ります。
駐車場から随所に落石や崩壊の跡のある林道を30分歩いた広河原登山口で、本谷川の丸木橋(増水事故発生当時より水面高く頑丈に架け替られた)を渡り、右岸の尾根に取りつきます。
石がゴロゴロした急坂から残雪の登山道になり、新雪が5cmほど載った下はクラスとして気が抜けません。
雨具を着るには暑過ぎ湿気たっぷりのガスに体が湿りがち、展望もないので士気も上がりません。
先行の団体さんがアイゼンをつけている脇を抜け、私たちはノーアイゼンのまま進みます。案外な雪の多さ、岐阜と長野の県境尾根の枝尾根に小規模な雪庇が出ていました。
登山道はさらに傾斜がついて辛抱のしどころですが、仲間が足が滑って転んでしまいここでアイゼンを着けます。昨晩のお酒が悪戯しているのでしょうか、足が攣ったり大分お疲れ気味のAさん、もう少しだから頑張って!
頑張って9:15恵那山山頂に到着しました。
樹木に囲まれた山頂に、4メートルほどの物見台が設けてありました。
木を切ることはできないから替りに展望台をと恵那山を愛するゆえに
造ったのでしょうね。気持ちはわかるのですが、場違いな感じを拭えません。
山頂から少し先に行くと古い避難小屋があり、大切に使われている様子です。
前宮ルート上の恵那山最高点に行ってみます。
恵那山神社奥宮本社など祠が5つほど、信仰の山であることを知りました。
避難小屋奥の展望岩の眺望はやっぱりガスが閉ざしていました。
Aさんの待つ避難小屋に戻り、小屋の前でアイゼンをつけ、下ることにします。
登山口近くの風穴で涼風に当たり、登山の疲れが吹き飛ぶ気持ち良さでした。
入浴に訪れた月岡温泉花桃の里は、もじどおりの桃源郷、美しい処でした。
今回の恵那山は、天候が悪く展望に恵まれなかったこともあり、恵那山の良さを実感できませんでした。神楽坂・宮前・黒井沢と他に三ルートが開かれているそうですから、また上ってみたいと思います。
04/21 平塚19:00=相模湖=飯田=昼神温泉=園原=月=本谷川恵那山駐車場川温泉(テント泊仮眠)
4/22 駐車場5:38…6:10広河原恵那山登山口6:35…1500m地点6:45…7:15標高1716m7:20
…8:40案内標識8:50…9:15恵那山山頂9:20…9:23避難小屋…9:34展望岩9:37
…9:40避難小屋10:00(アイゼン着)…10:10恵那山山頂(再)…10:25アイゼン脱
…11:10P1716…12:05風穴12:15…12:15登山口…12:45本谷川…恵那山駐車場
=月岡温泉(花桃の里)=駒繋ぎの桜=帰宅
2007-04-21~22 登山
百名山 100/27座
2011年11月9日水曜日
開聞岳(標高942m)
中学時代の恩師と同級生と鹿児島県指宿市の開聞岳に上りました。
秀麗な山にして厳しい登山道を先生は健闘され、一緒に山頂を踏むことができました。
鹿児島出身の先生は、以前から開聞岳に上ってみたいと思われていたそうで、標高差800㍍に70歳での挑戦です。
前日の夜は宮崎県都城市の先生の家に泊めて貰い、翌朝同級生のKさんが車で迎えに来てくれました。薩摩半島の開聞山麓ふれあい公園登山口に向かいます。
草スキー場の脇を抜けて10分ほど歩くと登山道入口の2合目に到着です。
ここからは針葉樹に覆われ昼なお暗い趣の火山岩の砂礫の登山道です。
時々こぶし大の石に乗り上げたりして決して歩きやすい道ではありませんが、整備はよくされています。
3合目4合目5合目と進むうちに次第に傾斜がついてきて、段差を跨いだり木の階段で越えたりしていきます。
展望は、冬なのにまるで春霞のように霞んで、5合目の広場からは青い海と長崎鼻が望まれるはずなのですが生憎でした。
6合目からはますます石が大きくなって木の階段を登る場面が多くなります。
7合目からは潅木帯のゴロゴロとした岩の上を渡るように歩いていきます。
左側に海を見ながら、この登山道はカタツムリのようにらせんを巻きながら登る珍しいものだそうです。
北の登山口から上り始めて7合目で東、9合目で南を向きます。
山頂に近づくに連れ傾斜が増して山頂直下では長い梯子も現れます。秀麗な山にして厳しい登山道を先生は健闘され、一緒に山頂を踏むことができました。
開聞岳は忘れることのできない特別な山になりました。
2009-01-09 登山
百名山100/42座
百名山100/42座
2011年11月6日日曜日
経ヶ岳(標高2296m)中央アルプス最北端の山
2011年11月3日木曜日
御前ケ遊窟 400㍍のスラブ
平安中期
武将の奥方が隠れ住んだと
伝えられる洞窟は、
3つ並んだ岩塔の左の塔の
基部にありました。
400㍍のスラブは天然の要害。
雅で不屈
ロマンですね。
2011-10-20 登山
登録:
投稿 (Atom)