2014年11月23日日曜日

ゴジラの背・鍋嵐~宮ヶ瀬尾根 

2014-11-20(木)☁のち☂

【山名】 鍋嵐 (標高817m)

【山域】 丹沢

【ルート】 本厚木駅7:40=8:44(宮ヶ瀬)三叉路…北尾根(ゴジラの背尾根)取り付き10:0011:05677P11:08
       …11:50P815(JP)11:5212:10鍋嵐12:28…P719…13:25P745(熊ノ爪)13:30
       …(宮ヶ瀬尾根)…13:37ミズキのブランコ…14:42P590(大岩のP)14:4515:18P617.2(椅子の木)
       …15:4552515:4816:26秘密の入り江16:28…16:36林道…16:46土山峠16:56…本厚木駅


14号橋から振り返って望む 北尾根(ゴジラの背尾根) J ピーク
ゴジラの背に鍋嵐(ナベワラシ)を訪ねて宮ヶ瀬尾根で土山峠に下りました。


 

三叉路でバスを降り県道70号線をヤビツ峠方面に歩くこと50分、
宮ヶ瀬平成の森の向かい側に施錠されたゲートが現れます。
ゲートの前をやり過ごしてカーブミラーが据えられた地点から柵をまたいで踏み跡をゲートの中に、
清川村道 土山高畑線に入ります。




階段があるのにわざわざ右側の斜面を足を滑らせながら上るのには訳があります。
階段の周りは棘のある名を知らない植物が、待ち構えていて往生するのです。
直に宮ヶ瀬湖に架かる15号橋を渡り、14号橋の架かるハタチガ沢の手前、檜の植林地が北尾根(ゴジラの背尾根)の取り付きです。以前はなかったはずの仕事道を使って、楽々稜線に出られました。




急な傾斜を鹿柵に沿って ひとしきり上って振り向けば、紅葉の間に間に宮ヶ瀬湖を覗きます。




              オオウラジロノキ
677ピークの手前で直径2~3cmのリンゴに似た美味しそうな果実が1個だけ落ちていました。
落とし主はこの木のようです。枝にまだ何個か残っている実があります。
1個だけとは、きっとこの森の動物たちに人気の実なのでしょう、この界隈の熊親爺も好きそうですね。



木の根の張り出した尾根を落ち葉に足を取られない様慎重に上って行きます。




 右手の稜線は丹沢三峰のようです。



              左手には経ヶ岳
             右に華厳山
        
 相州アルプスの稜線が見えます。




鍋嵐       
険しい地形は標高817mの山にしては破格です。
北から上っても東に下っても鞍部は等しく急で複雑な地形は要注意です。
私達は登山口から二人のうち一人が直前に、もう一人は次のピークにとそれぞれコンパスを合わせました。
ただバリエーションルートとはいっても御覧のように目印のテープの類が賑やかで…。





        

 紅葉は終盤、サクサクと落葉の乾いた音が静寂の森に響きます。




 745ピーク(熊ノ爪)からこれから向かう宮ヶ瀬尾根方向を望みます。


 こちらは熊ノ爪を振り返ったところ
「能ノ爪のうのつめ」が「熊ノツメくまのつめ」に変わってから初めての訪問でした。




                不思議なミズキ






           617.2ピーク
おなじみのベンチの木が、誰もいない山頂に「ああぁ!これこれ”」。
猿島の三角点もタッチ!




 お昼を過ぎてからぽつぽつと落ちてきた雨粒が、525ピークに差し掛かる頃には雨具を濡らすようになり、土山峠でバスを待つ頃には、本降りになって、寒いこと寒いこと。

ここからは傾斜をうまい具合に料理したジグザグの仕事道。
ただ降り積もった落ち葉に、薄らいだ視力も相まって道径を判別しがたく、慎重に慎重に。






【 秘密の入り江】とはどなたのネーミングでしょうか。
とっくに忘れてしまった少年少女のころの夢を、ふと! なんだったっけかなぁ。




2014年11月8日土曜日

笊ヶ岳 (標高2629m) 南アルプス



いつか上りたい、ずっと温めてきた、白峰南嶺の主峰笊ヶ岳。
機会が訪れて晩秋の笊ヶ岳に上ってきました。



セメントコーティングされてしまった素掘りのトンネル。
雰囲気も大事だけれど安全第一ですよね、わかりますでも?残念。




    

奥沢の一軒屋 柿の実の収穫に訪れた御当主「猿にいたづらされたよ」と。




 吊り橋を渡って








沢の高巻道で石清水のシャワーを浴び、広河原で靴を脱いで奥谷沢を渉ると、急登が始まります。
幕営用に水4Lを追加するとずしりと肩にひびきます。

      山の神






九十九折れを淡々と、とはいかずに喘ぎ喘ぎ上ってきました。
苦しい上りの慰みは、この紅葉。









幕営に最適な平地を横目に、まだ予定の1/4、いくらなんでも拙いでしょうと先に進みます。
年代を経た巻きあげ機が無造作に転がっています。
造林小屋がちかいのでしょうか!







予定の檜横手山での幕営はとっくに諦めて適当な場所を探しながら、といっても相変わらずの急登が続きます。
そんな時出会った単独の日帰り登山者から山頂のベストショットを見せて貰って、萎えかけた意欲が持ち直します。
標高1620m造林小屋跡地に十分とは言えないまでもテント3張り分のスペースを見つけて幕営しました。



しらびその樹林の中の檜横手山山頂





明くる日、6時前に幕営地を出発。朝一から急登の連続で檜横手山の東西に長い山頂に到着です。
昨日のうちにここまで登っていれば、傾いたテントで苦労することもなかったのですが、届かなかった。


布引山へ、まだまだ続く急登








出発から3時間で布引ガレの縁に出て稜線に立ちました。
南アルプスの盟主赤石岳など名だたる峰々と長大な白峰南嶺の山々が眼前に迫ります。
展望のない樹林帯の急登をしのいだご褒美ですね。


上河内岳と聖岳



稲又山・青薙山 方面






稜線から少し回り込んで再び樹林帯に入り、途中「所の沢越」の分岐を左に見送るとすぐに布引山山頂に到着です。
急登を抜けて、ヤレヤレといった面持ち、まだ先があります。








一服したら笊ヶ岳との鞍部「倉沢コル」へと向かいます。
帰りの上り返しが怖くなる程にグングンと高度を下げます。
笊ヶ岳が視界に飛び込んできたのも束の間、すぐにガスに包まれてしまいました。 
 



 
やったね!念願の笊ヶ岳山頂に立ちました。

東方に湧いたガスで富士山と小笊のツーショットは望めませんでしたが、
ガスの割には展望もグーです。
西方の赤石山脈と北方の北岳・鳳凰山も展望できました。



赤石岳


遠くに北岳のピラミダルな頂稜、その右に鳳凰三山、次々と雲が湧いて流れ広がって行く。


束の間の小笊


「笊ヶ岳(標高差2139m)は若いうちに上っておく山だね。」パーティ全員の感想です。




10/30 老平登山口(C.490)10:45…13:02広河原徒渉点13:15…14:18山の神(C.1250)
      …15:15ウインチの残骸…15:25四本檜の肩(C.1620 造林小屋跡)幕営
10/31 幕営地5:55…7:15檜横手山(C.2021)…9:08布引崩れ(ガレの縁)…9:35布引山山頂(C.2584)9:40
      …倉沢コル(C.2400)…10:58笊ヶ岳山頂11:35…12:52布引山…13:05布引崩れ13:13
      …檜横手山14:33…15:40四本檜の肩幕営地
11/01 幕営地停滞 
11/02 幕営地9:00…9:48山の神…10:30広河原11:00…12:40登山口


2014年11月5日水曜日

丹沢 山神峠から伊勢沢ノ頭・檜岳

 同角山稜・石棚山を正面に眺めながら玄倉林道を一時間で最初のトンネル境ずい道までやって来ました。
6名の仲間と北の玄倉から山神峠・伊勢沢ノ頭・檜岳を経て南の寄に抜けます。



トンネルの出口を左に、玄倉川側の山腹を巻いてトンネルの上に出ます。
伊勢沢ノ頭北西尾根の出だしは痩せて急ですが、C750mまで乗り上げると傾斜は落ち着きます。



檜の植林地が広がる大撫丸の954mピークを踏んで南東に下ると、朽ちかけた社が建つ山神峠です。

かつて往来の多かった蕗平橋から大撫丸の南西山腹を巻いてくる山神峠へのルートは、現在は落石や崩落で通行が困難になっています。





峠から更に南東に伊勢沢ノ頭に登り返す標高1040m辺りから山林用の軌道に出会います。
標高1100mの展望地での昼食休憩は吹き上げるガスが冷気を運んで予定を早く切り上げます。
南の秦野峠から上ってくる登山道に出会うとすぐ右に伊勢沢ノ頭(1177m)です。
天気が良ければ富士山も南アルプスも眺望できるのですが、きょうは遠目がききません。


ヤマボウシの実のたわわに。


檜岳(1166.8m)へ北東に進みます。
ただでさえ気持ちの良い自然林の続く稜線を、ガスに霞んで淡い優しい色の紅葉に浸りながら歩きます。
檜岳山頂が近づくと明るい赤褐色のつるつるした樹皮のヒメシャラに目を奪われます。
こんなにかたまって生えているのは丹沢では珍しい気がします。



檜岳の誰もいない静かな山頂です。
秦野峠方面に少し戻って、檜岳南東尾根を下ります。
株立ちのヒメシャラの木を目印に登山道から左に入ると左手の植林帯の上に切られた径路を下り、753mピークを巻くとそこからは仕事道の九十九折の歩きやすい道で秦野峠林道に降り立ちました。

寄大橋を渡って寄バス停までの30分、私はのろのろ歩きでバス出発にぎりぎり間に合いました。



10/26 新松田(バス)7:30=8:30玄倉8:45…玄倉林道…9:50境隧道9:55…伊勢沢ノ頭北西尾根
     …P954(大撫丸)…11:38山神峠11:40…展望地(C.1100m)休憩12:40…13:05伊勢沢ノ頭(C.1177m
     …檜岳山稜…13:40檜岳(c.1166.8m)…檜岳南東尾根…寄大橋15:10…寄バス停15:44=新松田

2014-10-26
 
 
 
 


2014年11月4日火曜日

丹沢 霧の日


三日振りに晴れ予報が出たので、ぶらり塔ノ岳に上りました。







登るにつれてガスがかかりはじめます。

 
 
 
やがて紅葉の中に





 
 
 
2014-10-24