2月の2度の大雪の影響でしょうか、例年に比べると花々が遅れているようです。
4月に入ったというのに満開の大下沢梅林、ザリクボには登山道に雪が残っていました。
お目当てのハナネコノメが漸く見頃を迎えて、愛らしい姿に出会えました。
細長い葉と細い花弁、花弁には紫の筋が入って清々しい花色です。
道連れになった高尾山常連さんのKさんから「コスミレ」と教えて貰いました。
こちらもコスミレです。
コスミレは色の変化が多く側弁の毛もあったりなかったりで、
個体差が大きいスミレだそうです。
それにしても1番の不思議は「コスミレとはこれ如何に!」その名前です。
花は決して小さくはなく、下のアオイスミレに比べてもかなり大きいのです。
アオイスミレは私が菫の名前を覚えたいと思うきっかけになった菫です。
春浅い残雪の登山道に見つけた小さい紫の菫、凛とした気高さに一目で魅せられてしまいました。
小下沢林道の路肩にたくさん見られるのですが、昨日はまだまだこれからの様子でした。
陽だまりに初々しいタチツボスミレを見つけました。
ハッとするほど美しいスミレに出会っていろいろ調べた挙句にタチツボスミレで落ち着くことが多々あります。
群生もするし普通に見ることのできるスミレですが、奥深さではなかなか魅力的なスミレです。
スミレが咲く日当たりのよい傾斜地にはセンボンヤリも咲いていました。
小下沢林道沿いのナガバノスミレサイシンも目覚めたばかり、これから数も増えるでしょう。
ニリンソウやコチャルメルソウは咲き始め、これから楽しめます。
帰りは高尾駅まで歩いて小仏川遊歩道のキバナノアマナとヒメニラにご挨拶。
2014-04‐01 散策
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