登山道として鎖や梯子で整備されているとはいっても冷汗の連続でした。
登山口は標高740mの千有余年の歴史ある黒瀧山不動寺です。
この日は不動寺の例大祭にあたり、駐車場からシャトルバスが運行されるほどの賑わいでした。
私たちも鐘楼・山門・不動堂・大雄宝堂・黒滝泉・開山堂と境内をくまなく拝観してから出発です。
そんな私たちに住職から「ご利益がありますよ」とありがたいお言葉をいただきました。
鐘もつかせてもらいました。
澄んだ音色でよく響く鐘に送られて出発です。
現れた鉄製の梯子で7mを登り稜線に、スリリングな馬の背歩きの始まりです。
ナイフリッジは鉄柱に鎖をつなげてガードされていますが、高度感が恐怖心を呼び込みます。
岩瘤に立てかけられた梯子はしっかり固定されているとはいえ垂直にちかいので踏み出す一歩に勇気がいります。
予想外のスリリングさに、「誰がこんな山に連れてきた」と言ったとか言わなかったとか!
山を背負った不動寺の本堂が俯瞰できます。 |
萌黄の樹海と谷間に鎮もる家並を眼下に眺めながら帰路の検討です。
九十九谷ルートで上底瀬に下ることにしました。
ここから眺める四ツ又山には雄々さがあります。 |
トヤ山・毛無岩・立岩・烏帽子岳・三ツ岩岳・鹿岳・四ッ又・碧岩・大岩など特徴のある西上州の山が勢ぞろいです。豪勢な展望をおかずにコンビニ結びをいただきます。
下山ルートの鷹ノ巣山からドコモ帽子?!見つけました。
九十九谷ルートの絶景ポイントに飛び出しました。
底瀬の谷へ巨大な一枚岩の鷹ノ巣大絶壁が落ち込んでいます。
右端に映る集落はこれから辿る底瀬集落、「底瀬」由来が読めた気がしました。
上底瀬集落の九十九谷登山口に下山しました。
タイムスリップしたような集落のたたずまい。声もなくじーっと眺めていました。
底瀬川にはヤマメがいました。
スタート地点の黒瀧山不動寺に戻る道すがら、この子はカメラを向けた私に
ポーズをとってくれました。
なんもく自然園キャンプ場8:10=8:55黒瀧山不動寺第2駐車場9:05…9:20不動寺散策9:55
…登山道分岐10:10…馬の背10:15~10:35…10:40展望岩10:55…11:15観音岩11:30
…11:50九十九谷ルート鷹ノ巣大絶壁…12:10鷹ノ巣山山頂12:30…12:50底瀬集落
…12:57九十九谷登山口…不動寺…14:00第2駐車場14:15=19:00自宅
2013-04-29 登山
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