八ヶ岳 残雪の阿弥陀岳と硫黄岳

赤岳と阿弥陀岳

 

硫黄岳山頂

県境尾根分岐から横岳方面展望

 

阿弥陀岳山頂にて
 

赤岳山頂から権現岳を展望

美濃戸山荘まで車で入る。
赤岳鉱泉の脇から樹林帯に入る。
良く踏まれたトレースを辿る。
森林限界からすぐに赤岩の頭にでてオーレン小屋への分岐を分ける。
風が強い硫黄岳に出る。
硫黄岳はいつも風が強い印象だが特大のケルンを辿って大ダルミから横岳に進んだけれど、歩行がままならない強風に台座ノ頭で撤退せざるを得なかった。
硫黄岳山荘で一服して赤岳鉱泉に引き返す。

文三郎尾根から龍頭峰を経て赤岳に登る。
朝日を受けて登る岩稜帯の景色が素晴らしい。
赤岳山頂の山頂標にエビの尻尾がついてきらきら光っている。
これから向かう阿弥陀岳が正面に見える。

阿弥陀岳に中岳ノコルからの上りはグズグズの雪が不安定で幾度も踏み抜き
後退、前進を繰り返す。
赤岳と違って阿弥陀岳山頂の標識は頭を１０㎝ほど出して雪に埋まっていた。
中岳ノコルから行者小屋に下る。
雪崩による大きな遭難事故があったところなので気後れするが、
周りの状況を確かめて速やかに通過、なんでもないのに胸が高鳴る。
文三郎尾根の分岐地点からは大同心小同心の横岳の岩峰群を眺めながら
ゆっくり行者小屋に向った。
下山は柳川南沢のルートで美濃戸に戻った。

　　２００８－０４－２２～２３　登山

標高順位　６２位阿弥陀岳２８０５ｍ　／７７位硫黄岳２７６０ｍ