北アルプス 裏銀座から読売新道 （三ツ岳・野口五郎岳・黒岳・赤牛岳）

日付の変わる時刻に八王子で「ムーンライト信州」に乗車、眠れぬ夜を過ごし５:００頃信濃大町に到着。
相棒から以前のろのろしてタクシーの争奪戦に敗れた話を聞かされていたので、慌てて列車を降りる。
ホームを５・６ぽ歩いたところで、目から火花が散り前後不覚に･･どうやら靴の紐が絡まって屏風倒しに倒れたらしい･･･倒れた時に左の胸を強打したもよう。
北アルプス三代急登といってもそれほどまでとは感じないブナ立尾根なのにたまらなく息苦しい。
烏帽子の小屋で勘弁してほしかったが、野口五郎小屋まで行くという。
泣き言をいっていられないのでついて行くと雨が降ってきた･･空が私の代わりに･･
足の速い相棒は先に行って小屋の申し込みをしていてくれた。

翌日は土砂降り、
さすがに歩程２時間の水晶小屋で停滞。

夕方には雨も止み、槍ヶ岳が顔を見せた。

朝からよい天気大好きな黒部五郎岳の大好きなカールがはっきりみえる。

最初のピークは水晶岳標高２９７７ｍ縁のない山だったが、ようやく山頂に登ることができた。

薬師岳が３つのカールを並べて威風堂々、品格を感じる。

寝そべった牛の赤牛岳標高２８６４ｍを後にすると立山・剣・黒部湖が見えてきた。

読売新道は平の渡しまで難儀なルートだった。


百名山　　　水晶岳１００／６１座

二百名山　　赤牛岳１００／２７座

三百名山　　野口五郎岳１００／７座

標高順位　２３位黒岳２９８６ｍ　　／２８位野口五郎岳２９２４ｍ　

　　　　　　　４２位赤牛岳２８６４ｍ／４７位三ツ岳２８４５ｍ


２００９－０８－０１～０４　登山