2012年12月12日水曜日

丹沢 鍋割山



朝の富士と光る海
 

 

午後には富士山に雲が湧き雪煙が上がり始める

2.3日風の強い日が続いたが、今日は風もなく真っ青な青空が広がる。

やどりぎ水源の森から後沢右岸尾根を鍋割山に上る。

ウイークデーだというのに鍋割うどんを食べる人で広場は満員。

隣は埼玉から…鍋割うどんの知名度高いんですね。
 
 
 

下りは後沢左岸尾根、後沢のルートで出発点に戻る。

だいぶ腰が軽くなってきた。


2012-12-11  ハイキング


2012年12月2日日曜日

丹沢 三ノ塔 ヨモギ尾根

 






冬枯れの尾根を散策。

雨でもなく雪でもない、雨が雪になる前の状態を「しおて」と呼ぶのだそう。

そのしおてがパラパラと落ちてきた。

直ぐに降り止んだが、山は霧が湧き、寒い。

痛めた腰をかばいながら仲間の最後を歩く。

麓の戸川公園に師走の華やぎが待っていた。




2012ー12-01 

2012年11月20日火曜日

群馬の山  妙義山星穴岳

妙義山星穴岳山腹に星穴と呼ばれる2つの穴が空いているといいます。

星穴岳



西岳

風が冷たいけれど青空が広がる上々の天気。
8:54 金洞山西岳に上って屏風のように屹立する奇岩の妙義山、榛名山、荒船山、雪を載せた浅間山など清々しい眺めを楽しみます。



西岳から先はロープなど登攀装備が必要な登山になります。
立ち木につかまりながら西岳を下降、鞍部からさらにロープを出して25メートルを懸垂下降。

岩峰の基部をトラバースして痩せ尾根を跨ぎなおも下ると上部がハングした岩小屋に出る。
風に軽々と巻き上げられそうな乾ききった土を乗せ前傾した平地は、やや落ち着かないが痩せ尾根にあっては格好の休憩ポイントになっています。




岩小屋を後に前進していくと古いロープが横に這った垂崖をトラバースするようになります。
信用できないロープに気休めにヌンチャクをかけて、手と足を慎重に繰り出してどうやら切り抜るとドット冷や汗をかきます。
やがて星穴岳の稜線に乗ると、鞍部から10mの岩壁を起こして星穴岳が座っています。
リーダーがロープを引いて壁を登って行き、私たちも後に続いて星穴岳山頂に立ちました。



懸垂下降で山頂から鞍部に下って、稜線を少し戻っていよいよ星穴に降下します。



25mの懸垂は途中から空中懸垂になり、「射抜き穴」といわれる1つ目の星穴の真横に着地しました。
山腹を貫通する不思議な穴、どうしてここにこんな夢の空間があるのでしょう!
妙義山は海底火山が爆発を伴い隆起したもので、山体は火山性堆積物なのだそうです。
遠い昔(2000万年~1000万年前)の海底火山の爆発でできたらしい。
そんな過去からの贈り物「星穴」、ロマンです。





二つ目の星穴はすぐ隣にあるのに、翼をもたない私たちはちょっと遠回りです。
4回目の懸垂で45m下の沢に降りて、岩壁を背にした右隣りの尾根を登り返した隣の沢の源頭に射抜き穴よりは2回りは大きそうな「むすび穴」がありました。



中ノ岳と相馬岳が、むすび穴を額縁にした一幅の絵のようです。





2012-11-18 登山

二百名山100/24座(1回目09-05-13)



2012年11月16日金曜日

マルチピッチクライミングのトレーニング


外岩のゲレンデ、広沢寺弁天岩に出かけた。

今日の目的はマルチピッチの反復練習。
2ピッチ以上のルートを登る(マルチピッチ)には確実さとともにスピードが要求される。

二人の場合はリードとビレーを交互に繰り返しながら終了点まで登っていくことで問題ないのだが、
三人の場合、役割分担を決めてよりスピードアップを図ろうという試みをやってみる。



1ピッチ目
Aがリード、Bがビレー。つづいてBとCがAのビレーで登る。
2ピッチ目
Cがリード、Aがビレー。つづいてBとAがCのビレーで登る。
3ピッチ目
Aがリード、Bがビレー。つづいてBとCがAのビレ-で登る。

つまり2ピッチ目からは最後に登った人が次のリードをすることにして、
リードはAとCが担当Bは常にセカンドで上る。
ロープが上から順番に繰り出されるのでロープ出しがスムーズになり、
絡まったらややこしいロープ捌きが解消できるのではないか。

1*①地点、Aはダブルロープの1本をエイトノットでハーネスに結びもう1本はチョン掛けにして
   リードする。

2*②地点に立ったAは本ロープ2本でセルフビレーを取り、BとCをセカンドビレーで上げる。

3*①地点、Bはロープをチョン掛けにし、Cはエイトノットでハーネスに結びAのビレーで上る。

4*②地点、登ってきたBにAはチョンガケのロープを渡す。Bは渡されたロープをハーネスの
  カラビナにセットし、チョンガケしていた自分のロープを上ってきたCに渡す。
  Cは渡されたロープをカラビナでハーネスにつなぎリードで登る。

5*③地点に上ったCは本ロープでセルフビレーを取りBとAをセカンドのビレーで上げる。
  以後3~5を終了点まで繰り返す。

9:00から15時まで壁を繰り返し上り降りしてシステムは理解できたしスムーズさも実感できたが、

気になることも・・・
Bの役割をその山行中やり通した場合、Bはストレスをかんじないだろうか、
事故にならなければ問題ないのだが、もし事故った場合にチョン掛けはどうだろうか。

色々なことを試しながら、反復反復、精度を上げていかなければ・・・!





2012-11-15





2012年11月11日日曜日

群馬 子持山 (標高1296m)


前山の無名峰と子持山(奥)

関越道の赤木IC辺りを走る車窓からどっしりとした山容の子持山が望まれます。
早期に活動を終えた古い休火山で、火山活動によって形成された山です。


一期一会

7号橋登山口から10分ほど歩くと役の行者を祭った社の背にドーンと屏風岩が迫ります。
ハングした垂壁を見上げると...!


獅子岩

山腹を放射状に岩脈が走り、60mの垂壁「屏風岩」や火山ガスが吹き上げた火山岩頸と呼ばれる100mの「獅子岩」などの奇岩が露出しています。

「子持山」というほほえましい山名から
なだらかな尾根歩きの山というイメージですが、実は、三点支持が必要な岩場もあります。


稜線へ

登山開始が11時を過ぎてしまったので、次々と下山するグループに出会いました。



赤城山の山並を獅子岩から俯瞰

獅子岩でクライミング中のグループに出会いました。グレードは5.7だそうです。


もうすぐ山頂

獅子岩が遠くなりました。



狐の嫁入り

登山口でパラパラと降られて慌てたのですがすぐに止んで、山頂でこのサプライズ。
子持山は一等三角点の山でした。




山頂から大ダルミへの急斜面の下りで仲間の足が攣ってしまったのですが、
かいがいしい手当の甲斐あって快方、16:00下山できました。







2012ー11-10 登山