2012年6月7日木曜日

尾瀬 温泉小屋からヨッピ橋まで


夏です。
遥かな尾瀬を歩いてきました。
御池から燧岳を越えて見晴(十字路)へ、赤田代の温泉小屋に一泊。
翌日は温泉小屋からヨッピ橋まで空身で散策、
帰路は三条ノ滝を経由して裏燧林道で御池に戻りました。

目覚めたばかり水芭蕉


ヨシッポリ田代、郭公が鳴いています。


リュウキンカと至仏山



いつかあの峰、景鶴山へ


ヨッピ橋



ヨシッポリ田代の新緑




温泉小屋へ



赤田代より柴安嵓にかかる雲

2012-06-06 散策



2012年6月4日月曜日

北アルプス 乗鞍岳(標高3026m)


乗鞍エコーラインは乗鞍高原から肩ノ小屋口まで除雪され、シャトルバスが運行されています。
前日に標高2,350mに建つ位ケ原山荘に入り落ち着いた時間を過ごしました。



翌日位ケ原山荘から舗装道路を少し歩いて赤布を右に山に入ります。
スキーのトレースから離れて左に雪原を登っていくと右奥に剣ヶ峰が見え始める。
私たちはおなじみの雪壁の景色を歩きながら上から覗き込んで写真を撮ったりしながら
広い雪原を自由に進んで行きます。



乗鞍大雪渓を肩の小屋に向かって登っていくと摩利支天のコロナ観測所の球形の建物見えてきて、
間もなく肩の小屋に到着しました。



乗鞍岳の春はテレマークスキーに始まるようです。



夏道に添って朝日岳、蚕玉岳(こだまだけ)、剣ヶ峰方面へトレースがつけられています。
スノーシュウやスキーで登る人達、スキーを担いで登る人達で踏み固められた雪道は
壺足で歩いても踏み抜く心配はありません。



稜線に登りついたスキーヤーはそれぞれ好みの斜面にドロップイン、滑降していきます。

 

剣ヶ峰の登山道は雪が風に飛ばされてすっかり夏道が出ていました。



一等三角点にタッチ。
アルプスの山並みは雲の中でした。



雪のない岩場のハイマツ帯では衣替え中のライチョウが、縄張り監視中。



23の峰からなる乗鞍岳の山懐はさすがに広い。
主峰剣ヶ峰は標高3026m日本で19番目に高い山頂です。
高峰に山岳道路のおかげで3時間弱で登れます。




春爛漫の乗鞍高原の散策も楽しめました。
ズミや釡つかの花木やイチヤクソウ、ハルリンドウにスミレは5種類咲いていました。

PH13の白濁した温泉は、とっても心地よく、疲労回復の湯でした。、

 
り 肩ノ小屋口まで1時間、剣ヶ峰山頂まで1時間、
下り 肩ノ小屋口まで40分(朝日岳中腹から雪渓を下る)
    乗鞍高原駐車場へシャトルバスで下山。
歩程往復3時間弱、手軽に楽しめる標高3,026mの春山。

2012-06-02~03 登山

標高順位 19位3026m

百名山 100/86位






2012年6月1日金曜日

飯豊の花



飯豊はまだ残雪が多く、梅花皮小屋の周りではミヤマキンバイ一輪だけが咲いていた。
花が痛んでいるのは風の強い鞍部で吹かれたせいでしょうか。





門内岳稜線のハクサンイチゲもほとんどがまだ硬い蕾。
扇ノ地紙で初めてコシジオウレンが群生して花を咲かせていた。



地神山北峰と頼母木山の鞍部にはミネズオウが5・6輪、
数本のハクサンコザクラが赤紫の鮮やかな普段より小さな花を風に震わせていた。




標高1625mの頼母木小屋まで来るとシラネアオイやミツバオウレンが多く見れれるようになり、




小屋手前の窪地にハクサンイチゲの小群落があり、開いたばかりの初々しさに輝いていた。





標高が1600mを切るころからスミレが群生し始め、ハクサンイチゲは花園をつくっていた。



 

大石山標高1567㍍の北斜面はカタクリとキクザキイチゲの群生にツバメオモトも加わって、





朳差岳への稜線は今まさにフラワーロード。              2012-05-26~29              

飯豊連峰 えぶり差岳1636m



朳差岳、農具の「えぶり」の雪形が出るのでこの名がついたそうです。
飯豊連峰は初めて、高い山が好きな私としては先ず大日岳でしょうというところですが、
なぜか標高1636メートルのこの山に惹かれました。







2日目は2024㍍雪庇を蓄えた北股岳の登りから、山腹の雪はよく締まって歩きやすい。
山頂からはきのうは大日岳に隠れていた飯豊山が望めました。







昨夜は満天の星でしたが、風が強く肌寒さを感じます。胎内山を越えた辺りで、雷です。
頼母木小屋に着くと間もなく雷と雨と風と、嵐です。停滞覚悟でしたが、3時間で収まりました。






えぶり差岳に空身でピストンに出かけます。
ガスが晴れていきます。足元にたくさんのスミレが咲いています。ハクサンイチゲ、カタクリ、キクザキイチゲ、ミネザクラなどなどフラワーロードです。
見過ごしにできなくて写真をとりとり、追いつくのが大変です。






山頂です。
頼母木小屋から越えてきたピークが7ツ見えます。





朳差小屋です。


2012-05-28 登山

二百名山 100/57座