山のリスト

2011年12月31日土曜日

槍ヶ岳 北鎌尾根


P8では硫黄岳や裏銀座の山々が見渡せる。


 眼前に迫ってきた独標。



独峰、岩棚のトラバース


千丈沢側をトラバース



P13 手前のコル
P14の間でロープを出す。
独標を越えてからのRFを含めた核心。



北鎌平にミヤマアキノキリンソウとイワギキョウ
ミヤマオダマキ、イブキボウフウも盛りでした。



槍ヶ岳山頂
拍手で迎えて貰うのは照れ臭いけれど、嬉しいものですね。

2008-08-16~19 登山



2011年12月30日金曜日

裏銀座から槍へ  西鎌尾根で敗退

高瀬ダムから槍を目指したが、西鎌尾根で敗退、新穂高温泉に下山することとなった。


黒岳(水晶岳)手前から、槍ヶ岳と西鎌尾根。


合掌 水晶小屋のすぐ傍の墜落ヘリ
この春水晶小屋に小屋開けの偵察に向かったヘリコプターが墜落、
機長がなくなるという事故があった。 この日漸く国交省の事故調査が終了して明日から機体の回収が行われるという事を、この夜のラジオニュースで知った。(2007-06-12)



ペアリングのシーズン、岩に乗って威嚇するライチョウの雄(背景は黒部五郎岳)


樅沢岳 山頂

この時機、樅沢岳の不安定な雪稜の下降は私の技量では危険、槍ヶ岳を断念する。

2007-06-11~13 登山

2011年12月29日木曜日

槍ヶ岳 南岳西尾根を上る

1
低気圧がなかなか去らない。
   14、15と槍平小屋で停滞。

この約半年余り後の2008年正月、
この場所で4人の方がなくなる雪崩遭難があろうとは想像すらしなかった。

滝谷とドーム


西尾根の難所
デルタ状岩とマッチ箱に手を焼いて
南岳小屋に到着。
風をよけ休んでいると人の気配。
小屋番の坂本さんが、小屋開けの下見に来ておられた。
あすの天気は崩れそう、
「槍に登らなければ今日中に下れるよ」と助言を貰ったのだが...

大喰岳から見る槍は右にかしいでいる。



槍ヶ岳山頂

   飛騨乗越で、作業を終え槍ヶ岳小屋に戻る坂本さんと再会、
           「槍に登りましたね」。

                     この日も槍平小屋にお世話になる。
                      
                         
                         




2007-05-14~17登山




2011年12月28日水曜日

北見山地 天塩岳

前天塩岳に咲くミヤマキンバイと天塩岳

天塩岳にはエゾノゴゼンタチバナが咲くと聞いて、楽しみに上りましたが、
一輪も見つけられませんでした。

けなげに雪解けを待っていたのですね。
消えかけた雪田の周りにショウジョウバカマがいっぱい咲いていました。
                                        
                               

二百名山 100/48座

2011-06-17 登山






2011年12月27日火曜日

北海道 平山からニセイカウシュッぺ山



平山とニセイカウシュッペ山に立ちはだかる軍艦山(別名アンギラス)




平山と縦走路の分岐に立つ標識。    

ニセイカウシュッペ山は比麻良山の手前比麻奈山で左の尾根に乗リ替える。        
急に藪っぽくなるが、足元の踏み分けはしっかりある。

雪が出てくると崖の通過などRFにやや難儀する。
2回ほどやり直した。




スタートの平山でロスタイム1時間弱。
沢の左岸に切られた登山道が雪で埋まって沢との境界が判断できないので尾根に逃げる。
途中で沢に戻らなければいけないのだけれど下降点が見つからないのでそのまま比麻奈山の稜線に出ることにしてそのまま尾根を上る。
しかし鞍部の吹き溜まりで雪の踏み抜きが頻繁になり、結局引きかえし雪渓上の正規ルートに戻る。

三百名山 ニセイカウシュッペ山100/26座


2011-06-16 登山



 

2011年12月26日月曜日

北海道 夕張山地  夕張岳

昨日雨で断念した芦別岳が望めます。

シロウマ(エゾノ)アサツキ
夕張岳は花の山で有名ですが、遅かったようです。
ユウバリソウは終わっていました。
かわりにシロウマアサツキが花野を彩っていました。

二百名山 100/37座
 
2010-07-13 登山

2011年12月25日日曜日

大雪 銀泉台から旭岳へ



北海道の山を巡る旅も5年目になりました。
旅の日程は一週間ほど、上る山は3座から4座、回を重ねるほどに楽しい山に巡り合ってきました。
今回はNO1の旭岳に上ろうということになり東側から裏旭を上ることにしました。




スタートは銀泉台の赤岳登山口から赤岳をめざします。
第一花苑、第二花苑ともにまだ雪にとざされて、踏み抜きに注意しました。
第一雪渓手前でアイゼンを持ってないからと引き返してくる登山者数人、
どんなもんかと入ってみると、トラバースに緊張しました。
駒草平のコマクサはちょうど良い具合でした。




稜線に雪はなくお花畑はだいぶ遅かったようです。ウルップソウはほとんど終わっていました。


ゼブラ模様は手前が烏帽子岳、奥に二つ並んだピークの前が後旭岳、後ろが旭岳。




 
至福の時が流れます。


小泉岳にいきましょう!
チョウノスケソウがかろうじて待っていてくれました。



緑岳に上るころから雨が降って来ました。





ガスが出てきて避難小屋の方角にコンパスを合わせて進みます。





翌日はこの晴天
裏旭から朝日岳山頂に登りました。


小泉岳と緑岳に花を訪ねると
広大な小泉岳のお花畑は夏の花々が終盤を迎えていました。
メルヘンチックな白雲岳避難小屋にも感動しました。
翌日は朝日岳に足を延ばして、裏旭から雪渓を登ると、
打って変わって賑やかな旭岳山頂。

百名山100/74座

2010-07-10~11 登山








花の山  十勝連峰 富良野岳・上ホロカメットク山

吹上温泉で私たちと一緒に登りたいという人が現れてご一緒しました。
花を見て写真を撮り、景色を見て一服、ゆったりのんびり楽しみました。

ウラシマツツジ

イワブクロ


チシマノキンバイソウ



まるでボタンキンバイかと思うほど
大振りでふくよかなチシマノキンバイソウ。



ウズラバハクサンチドリ







メアカンキンバイ(黄花)


イワヒゲ(白花)





エゾツガザクラ



おや、リシリヒナゲシ?

木製階段脇のザレ場にひっそりと2株。

園芸種の種を誰かが持ち込んだようです。
盗掘も困りますが・・・



20010-07-08 登山

2011年12月24日土曜日

花の山 幌尻岳標高2052.4m)から戸蔦別岳(標高1959m)



07/06 
徒渉は四ノ沢より半時ほど下流から始まりました。
水量は膝上まで、少な目でしょか。
沢靴のフリクションは良く効いて、ダブルストックも手伝って飛び石を躊躇なくリズミカルにこなせます。
今回、雪解け水対策としてハイテクのソックスと脛当てを新調した効果でしょうか、水の冷たさが気になりません。ザブザブと水を楽しみました。

幌尻山荘は閑散としてと思ったのは勘違い、しばらくすると登ってきた人、明日登る人で溢れかえりました。
支給の毛布を縦三つ折にした面積が今宵の寝床です。山の夜は早仕舞。
「もう今から寝て明日は一時に早起きですか」と早寝の人を、管理人さんが牽制していました。
07/07
 
待ち望んだ良い天気です。
山荘脇の登山道は、最初から苦しい登りです。 
登山道から2分ほど下った岩場に滲み出すようにか細い水場がありました。
「命の水」は実感です。
 
山頂の展望は360度山々にとりかこまれていました。



戸蔦別岳と七つ沼カール
エサオマントッタベツ岳
山座同定を楽しみました。
 
カムイエクウチカウシ山の堂々としてピラミダルナ山容が群を抜いて立派でした。
戸蔦別岳まで足を延ばせば、カンラン岩のこちらは花花が満開でした。
 


戸蔦別岳七ツ沼カールは美しい処でした。
熊がいると聞きましたが、それでも!?幕営してみたいような、
そんな誘惑に引き込まれそうなところでした。
戸蔦別岳はアポイ岳と同じカンランガン地質だそうです。
ムシトリスミレ、ミヤマシオガマ、エゾキスミレ、エゾノツガザクラなどたくさん咲いていました。
変わり花の多いハクサンイチゲはほんのりと紫やピンク色を帯びた花弁もありました。



幌尻岳とウコンウツギ



幌尻だけカールの眺め





戸蔦別岳を北に20分進んだ分岐から周回して下る登山道で二ノ沢に出て幌尻山荘に戻りました。
中戸蔦別山からの下山は疲れました。標高差1800㍍を下るのですから正直苦しかった。


/5~6
     千歳=平取道の駅5:00=振内=幌尻登山口7:50…1P8:20…2P8:55
  …取水所9:40…10:30ト渉開始…11:10四ノ沢…11:30,6P…12:10幌尻山荘
 
/7 山荘5:20…1P5:45…H1480m6:20…6:50命の水7:05…9:00山頂9:20
  …10:10七ツ沼上部…11:15山頂…12: 45山荘分岐下…14:10幌尻山荘
 
/8 幌尻山荘5:00…1P5:30…6:40徒渉終了…8:50登山口=平取温泉→襟裳岬=浦川AERU(泊)
 
/9 浦川6:10=アポイ岳登山口7:00…1P7:35…2P8:00…9:20アポイ岳10:00
   
  …五合目小屋11:00…11:40アポイ岳登山口=アポイ山荘の湯千歳空港=羽
 
百名山100/33座 
 
2007-07-05~09 登山

*幌尻岳の標高は2014年4月、国土地理院の改定により1m低くなって2052mになる。